キャバクラ通いの豪打が爆発!? 不良の格闘技大会『THE OUTSIDER第24戦』
#格闘技 #前田日明 #THE OUTSIDER
前田日明主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第24戦』が10日、東京・ディファ有明で開催された。注目の70–75kg級王者決定トーナメントでは、ソルジャーボーイ一樹(愛知の元チーマー)と、ランボルギーニ・ヨシノリ(福岡の元ギャング)が勝ち上がり、4月21日に行われる決勝戦へコマを進めた。そのほかシングルマッチでも熱戦が相次ぎ、会場は大いに盛り上がった。サイゾー賞受賞選手の独占インタビューと、前田日明の大会総括コメントをお届けしよう。
■“栃木真岡 夜の代表取締役”
松本峰周(栃木・32歳) ※サイゾー賞受賞
3年ぶりのアウトサイダー参戦。以前よりもふくよかになった松本が、まさに貫禄たっぷりの復活勝利を飾った。試合中は、笑顔で手招きしながら敵を挑発。ほぼノーガードゆえ敵の打撃を漏れなく浴び続けた松本だが、不敵な笑みを絶やすことなく大振りのパンチでビュンビュン応戦。2ラウンド開始直前にはラウンドエンジェルに“痴漢”をする余裕まで見せた。そして2ラウンド中盤、攻め疲れた敵がスリップダウンした隙に、ヒグマのように襲いかかって、パウンドアウトで逆転勝利。街の酔っ払いのケンカをリングで再現したような、フラフラながらも見応えのある重量級ファイトで客席を沸かせた。
セコンドに両脇を抱えられ、足を引きずりながら控え室に引き上げてきた松本に話を聞く。
──3年ぶりの復活勝利、おめでとうございます。今回、試合に向けてトレーニングは?
「僕、3年前は72kgで試合してたんですよ。それが今では87kg。不摂生をトレーニングというのであれば、まあ(笑)」
──足を相当蹴られましたね。真っ赤っ赤で痛そうですが。
「痛い、痛い、ものすごく痛い。『肉を切らせて骨を断つ』つもりだったのに、自分の骨にヒビが入っちゃったかも……(苦笑)」
──それにしてもナイスファイトでした。
「勝てないからって体重を落とす人たちがいっぱいいますけど、そんな中、僕みたいに数年間な~んも練習せず、ただ飲んで食ってキャバクラ通って贅肉だけ15kg付けた人でも勝てるんだ、ってことをアピールできたのはうれしいですね(笑)。30歳以上のおじさんたちを勇気づけることができたんじゃないでしょうか」
──そういえばラウンド間の休憩中に、ラウンドエンジェルに触ってましたね。
「はい。触りたかったんですよ。だってこんだけ痛い思いしてるんですよ? 触っとかないと損じゃないですか。それに僕、あのランドエンジェルとデートしたいんですよ。だから触ってちょっと印象付けといて、試合終わったら電話番語を聞きに行こうと思ってたんですけど、足が痛くて、歩けないんですよ……(笑)」
そんな松本に足の治療代としてサイゾー賞を贈呈したが、キャバクラで使い果たしそうな予感が……。
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