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どこまでも鉄路は延びる展示会

飯田線の魅力が一挙に集結した展示会・飯田線マニアックス開催中

■あのレトロ模型店が惜しまれながら閉店

009iidasen.jpg伊那といえばローメン! 
ぜひ、うしおで超々大盛りに挑戦してほしい。

 さて、伊那市の魅力は飯田線だけではない。B級グルメとして知られるローメン、そして、
レトロな町並みも人々を惹き付けてやまない。そんな町の人々に愛され続けた市内の老舗模型店・堀込玩具店が、2月11日をもって営業を終了した。堀込玩具店は少なくとも40年以上は営業している、伊那市民であれば知らない人はいない模型店。かといって、レトロな商品がホコリをかぶっているわけではなく、ちゃんと最新の模型も販売する、生きている模型店として多くの人に親しまれてきた。ところが、今年初頭に店主が急逝し、惜しまれながら閉店することとなったのである。

 前述の復元電車制作など、町づくりに携わっている、伊那谷ソーシャルメディア研究会の鄭あきとしさんは、

「有志で営業を引き継げないかとご家族と、相談したのですが、諸般の事情から断念せざるを得ませんでした。物心のついた頃からあったので、なくなるのは寂しいですね」

と、話す。2月10、11日には全品半額で閉店セールを開催。朝9時には、店舗前に行列ができ、大混雑となった。

010iidasen.jpg朝も早くから堀米玩具店前には人だかりが。
中学生が電動ガンを買いまくっていたのが印象的
011iidasen.jpgこんなレトロな模型店は日本でも限られているはず。
012iidasen.jpg思い出と悲しさと熱気が溢れる店内。
筆者も、ウォーターラインシリーズより天龍を購入。

 伊那市には、上伊那唯一の銭湯・菊の湯、そば屋のクロネコ、映画館・旭座など、まだまだレトロ店舗が多い。特に菊の湯は閉店しては大変だと市議会で取り上げられ、市長が「私も月に何度か通っている」と話題になるような人気スポット。これらの店舗が今後とも、末永く続くことを願ってやまない。

 本サイトでも、幾度となく取り上げている伊那市と飯田線。ここで、どれだけ書いたところで実際に行ってみないと真の魅力は伝わってこない。3月からは青春18きっぷも使えるので、これを機会にぜひ訪れてはいかがだろうか?

最終更新:2013/02/18 16:00
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