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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 「映画泥棒」“中の人”を直撃!
『笑っていいとも!』出演で話題

あのクネクネダンスの原点は、石野卓球のPVだった!? 「NO MORE 映画泥棒」“中の人”o-kiの素顔

IMG_2259_.jpg現在40歳のo-kiさん。ダンス歴は25年!

 映画館でおなじみのCM「NO MORE 映画泥棒」。「劇場内での映画の撮影・録音は犯罪です」というメッセージとともに、クネクネと踊る通称・カメラ男の姿は誰もが一度は目にしたことがあるだろう。そんなカメラ男の“中の人”が先日、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で素顔を披露。生キレキレダンスとそのイケメンっぷりに、ネット上は一時大騒ぎとなった。そこで“中の人”こと、ダンサーのo-ki氏の素顔をさらに探るべく、独占取材を敢行した!

――先日の『いいとも!』出演後は、一時「Google」の検索ワード上位にお名前が挙がるなど、大反響でしたね。

o-ki ネタがネタなんで、一時的に盛り上がるだろうなとは思っていましたが、予想以上でしたね。でも、実はカメラ男の“中の人”であること自体は別に隠していたわけじゃなくて、ネットで調べれば僕の素性は出てくるんですよ。

――この「NO MORE 映画泥棒」CMは、2007年の映画盗撮防止法の施行を受け、同年6月から第1弾、10年3月からはダウンロード違法化に合わせた第2弾、12年11月からは違法ダウンロード刑事罰化に合わせた第3弾に切り替わっているそうですね。最新バージョンではカメラ男の人数が増えていて、ビックリしました。

eigakan_2012.jpg(c)「映画館に行こう!」実行委員会

o-ki すべて僕一人でやってます。今まではフリースタイルで踊っていたんですが、新バージョンでは、振付け担当に「振付稼業air:man」が入ってやっているので、以前よりマネしやすいかもれませんね。

――そもそも、どういう経緯でカメラ男になったんですか?

o-ki 以前からかぶり物をつけて気持ち悪い動きをする、というのをずっとやっていて、PVやCMなどにも出ていたんですが、オファーが来た直接のきっかけは、堤幸彦監督のホラー映画『サイレン』の主題歌を石野卓球さんが担当されて、そのPV(「石野卓球 サイレン」YouTube検索結果)を作ったんです。大きなテレビのモニターをかぶった黒スーツの男が、不穏な音に合わせて気持ち悪く踊るというものだったんですが、それを見た「映画泥棒」の監督が、“そのままのイメージで使いたい”ということでオファーを受けました。

――確かに、カメラ男を彷彿とさせるPVですね。

o-ki 実は第1弾放映後に、「子どもが泣く」とか「怖すぎる」といった声があったようで、だんだんと怖さを薄くしていってるんですよ。第2弾では、キャラクターを増やして怖さを分散させたつもりなんですが、まだ怖いって言われているようで……。それで第3弾では完全にポップなイメージで、音も怖くないようになりましたよ。

――“中の人”ならではの苦労って、何かあるんですか?

o-ki うーん、特にないですね。僕、たいがい誰かの“中の人”なんで。YUKIちゃんの「JOY」のPVに出てくる黒ずくめの男や、木村カエラさんの「jasper」の男のキャラクターも僕です。マスクをかぶって踊るというのが好きなので、そういう仕事が来るんでしょうね。自分が踊るというより、何かのキャラクターになってパフォーマンスしているほうが性に合ってるんですよ。

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