再浮上するMr.Children桜井和寿のソロ転身説『ap bank fes』休止の裏側に何が……!?
#Mr.Children
恒例のチャリティフェス『ap bank fes』が、今夏には開催されないことが決まり、音楽業界に波紋を生んでいる。Mr.Childrenの桜井和寿とプロデューサーの小林武史が音頭を取り、数々のゲストを招いて盛り上がってきた同フェスに、一体何があったのか。
「『ap bank fes』は集客が安定しており、昨年にはスピッツが出演するなど、ゲスト招聘のうまさにも定評がありました。独立系のフェスとしては一番の成功例でしたが、一方で『よく雨に降られるフェス』との評判もあり、一部公演が中止になった2007年には多額の赤字が生じたといわれています。開催中止に備えた保険代も高額であり、主催者である『ap bank』の財務状況を考慮し、一度とめようとの判断が下ったものとみられます」(レコード会社関係者)
エコ系企業などへの出資を行う「ap bank」(正式名称・社団法人APバンク)は、『ap bank fes』の開催・運営を行うほか、都内の自然食レストランも複数経営している。一説には、レストランの経営状況が芳しくなく「ap bankの資金繰りが悪化している」(前出関係者)との情報もある。また、音楽業界内では、ap bankと小林武史が代表を務める会社・烏龍舎は一体と見られており、烏龍舎の経営危機説もこうした見方に拍車をかけているようだ。
また別のメディア関係者は「いよいよMr.Childrenの休養説が現実味を帯びてきた」と話す。
「ここ数年解散説が出ていたMr.Childrenですが、先頃アルバムをリリースするなど、一見健在ぶりを示した形となっています。しかし、そもそも解散説はMr.Childrenの事務所スタッフ周辺から某週刊誌にもたらされたもので、そこには生々しい内部情報も添えられていました。桜井自身がMr.Children以外の活動をやりたがっているというのは、かなり確度の高い情報と見ていいでしょう。今年、Mr.Childrenの出演なしでは成り立たない『ap bank fes』が見送りになったことで、バンド解散はないとしても、桜井自身のソロ活動がいよいよ始まるのでは」(出版社関係者)
音楽界では夏フェス人気が続いており、フジロックやロックインジャパンフェスなどは今年も順調に動員を伸ばす見込みという。そんな中、一部では苦戦が続く小規模・独立系フェスの“雄”とも呼ぶべき『ap bank fes』の休止は、音楽ファンにとっても寂しい知らせとなった。
(文=市場葵)
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