山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化
「自宅で木刀を抱いて寝ていた」宍戸錠79歳、焼けた大邸宅での孤独な戦い
2013/02/10 18:00
焼けた自宅のその後に関しては「もううちを建て直す気はないよ。ホテル住まいがいい。ホテルだと全部やってくれるからね」とコメント。当分はホテル暮らしを続け、仕事も今まで通り続けていくという。いろいろと思うところはあるものの、火事に関しては一応気持ちの整理をつけたようだが、それにしても、広い邸宅で台所にベッドを置き、木刀を抱いて眠っていたという宍戸の発言はショッキングだ。「本当は落ち込んでるけど、もう平気だよ」とサバサバした顔で答えて、会見場を引き上げた宍戸だが、往年の大スターのその背中にはこの日、高齢者の一人住まいの、どこか孤独な寂しさも感じずにはいられなかったのだ。
最終更新:2013/02/12 11:22