日本一幸せな県はどこだ!?『日本でいちばんいい県都道府県別幸福度ランキング』
2013/02/01 16:00
#本
『日本でいちばんいい県都道府県別
幸福度ランキング』(東洋経済新報社)
幸福度ランキング』(東洋経済新報社)
幸せって、ナニ?
いやー、難しい、難しい……。それは、人間にとって永遠のテーマとも思える超難問。ブータンでは、この幸せの指数を測る“GNH(国民総幸福量)”の調査の中で、「あなたは幸せですか?」という質問に対して「はい」と答えた人が約97%という奇跡の数字を叩き出し、一躍有名になった。
けれど、“幸福の量”を測るということは、なんとも曖昧なもの。ブータンのように、主観的に幸せかどうかを聞く方法もあるが、さまざまな統計データを元に分析する方法もある。後者のやり方で、都道府県別の幸福度をランキング化した1冊が『日本でいちばんいい県都道府県別幸福度ランキング』(東洋経済新報社)だ。
分析をしたのは、国や公共政策などの基礎研究を行う日本総合研究所。人口増加率、一人あたりの県民所得、選挙投票率、食料自給率、財政健全度を基本に、医療、娯楽、雇用などなど、膨大な統計データにより独自の幸福度指数を編み出し、本書でその結果と詳細を発表している。
その中で、理事長の寺島実郎氏が<次回の研究の課題は、主観的な幸せについてどう反映させるか>だと書いていたが、まったくその通りで、幸せの形は人それぞれ。わたしは幸せを感じる基準が非常に低いので、ちょっとおいしいものを食べたり、大好きなひとり旅に出かけられれば、あっという間に幸せになれる。けれど、人によっては「そんな小さなことでは到底満足できない!」「お金がすべて」という人もいるだろう。
日本は世界的に見ればお金持ち国家。だから、旅で発展途上国を訪れると、基本的に物価が奇跡的に安く感じられ、私は全然お金持ちではないけれど、「日本がお金持ちでよかった」「旅に出られて幸せ」と思うことはしばしば。
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