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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > マムシの生き血でノックダウン!? オカンが作る、“家庭の味風”ヘビ料理を食す
【散歩師・朝井がゆく!】vol.19

マムシの生き血でノックダウン!? オカンが作る、“家庭の味風”ヘビ料理を食す

■しかし……

 ……!

he12.jpg※あまりの形相ゆえ、画像を加工してお届けします。

 あの味だった。口の中が切れたとき、鼻血が口に入ってきたとき、あのときのあの味だった。

 飲めば飲むほど、底のほうに沈殿している血の色でグラスは赤く、味は濃くなっていき、私の顔は白くなっていったのだった。

●唐あげの包容力
★★★★★
本来ならばヘビ料理やエキスを飲み食いしたらすぐに体がポカポカするはずが、足が冷えっぱなしの筆者を見かねて、残った唐あげとエキスをお土産にしてくれた。ニコニコしながら「今夜ちゃんと食べるのよ」と言う女将の母のような強制力には抗えず、その日の夜食は冷めた唐あげ(内臓部分)に。しかし、揚げたての風味はどこにもなく、ただただ苦くて弾力のある何かであった。ヘビがおいしかったのではなく、“揚げたての唐あげ”がおいしかっただけだったのだ。苦いそれをくちゃくちゃと噛み切りながら、唐あげという食べ物の懐の広さを知った夜だった。
(取材・文=朝井麻由美)

●『鳥八』
<http://ameblo.jp/torihachi-hiyoshi/>
神奈川県横浜市港北区日吉1-8-2。東急東横線日吉駅から徒歩約8分。営業時間は17:00~22:00(ラストオーダー21:30)。月曜定休。来店の際は要電話予約(045-561-6907)。
ヘビ類だけではなく、スッポン料理も安価で提供している。下記写真のような、マムシやスッポンの粉末も購入可能。詳細は電話で問い合わせを。

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「散歩師・朝井がゆく」過去記事はこちらから

最終更新:2013/01/28 16:27
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