トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 相次ぐ“山本復帰コール”の裏側

「吉本も想定外だった!?」極楽・加藤、ロンブー淳の相次ぐ“山本復帰コール”の裏側

4988013708204_1L.jpg『極楽とんぼのテレビ不適合者 上巻』
(ポニーキャニオン)

 極楽とんぼの加藤浩次が、4日放送のTBSラジオの新番組『加藤浩次の金曜Wanted!』(金曜午後8時)の中で、かつてコンビを組み、現在は芸能活動を休止している相方・山本圭一の年内復帰を望む発言をした。


 山本は2006年7月、淫行騒動を起こして吉本興業を解雇、表舞台から姿を消している。

 加藤は番組内で、かつて山本と共に長期間ラジオ番組をしていたことを話題にしつつ「山本さんがいなくなってからもう6年半」とし、「山本をそろそろ許してやってほしいという気持ちもある」とコメント。続けて「(同番組を)やっている(約3カ月間の)うちは無理だけど、年内に(芸能界に)戻れりゃいいじゃん、と思ってるけどね」と語った。

 これに追随したのが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳だ。加藤が山本にラブコールを送ったことがニュースになると、すかさず自身のTwitterで以下のようにつぶやいた。

「Yahooニュース見ましたか?極楽とんぼの加藤さんが、相方山本さんの復帰を今年中に望んでると… 僕も同じ様に山本さんの芸能界復帰を望んでいます。復帰にあたっては様々な意見が出ると思いますが、僕は強く復帰を望みます! 僕が唯一師と仰げる人です…早くおかえりなさいって言葉をかけたいです」

 加藤と淳という、吉本興業の“実力者”が相次いで発言したとなると、全社的な思惑が働いているようにも見えてしまう。事実、11年に暴力団関係者との交際で芸能界を引退した島田紳助さんのケースでは、昨年初めに同社の大崎洋社長が会見で紳助復帰に触れた。

 その舞台裏について事情を知る人物は「あれはデキレース。前年末にマスコミ各社には『来年初めの会見で紳助復帰に触れるから、よろしく』と通達していた。要は、マスコミを使って観測気球を揚げた形」と明かす。

 となると、今回の山本のケースも……。

 これに吉本関係者は「いや、あれは本当に何も打ち合わせしていません。ラジオで加藤が復帰に触れることも知らされていませんでした。加藤と淳の個人的な意見と捉えています」と否定。あくまで加藤と淳の“フライング”という見解で、吉本としては「静観の構えです。むしろ、騒ぎになってもらったら困るかも」(同)。

 結果、日がたつにつれ、山本復帰待望論は尻すぼみになってしまった。コンプライアンス遵守が叫ばれる昨今、山本の復帰にはまだ時間がかかりそうだ。

最終更新:2018/12/07 18:51
ページ上部へ戻る

配給映画