「ライブは年間120本!」【鈴木まりえ】16周年のロコドル道
#声優 #小明 #声優 on FINDER! #宍戸留美
元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の21回目! 今回は、神奈川・海老名のご当地アイドルとして活動されている鈴木まりえさんが来てくれました! 貴重な20世紀正統派アイドルの生き残りですよー!
――鈴木さんは今年でデビュー16周年なんですよね、大先輩がやってきました!
鈴木 無駄に長いだけで、ライブばっかりなんですけど(笑)。
――アイドルで年間にライブを120本やられているって、すごすぎますよ。
鈴木 入った事務所が良かったみたい。事務所に入るとやりたいことと違うことをやらされるのかな、と思ってたんですけれど、事務所に入ってすぐ「あ、もう、そのままでいいですよ」って言われて……。
――もう完成されていたんですね。曲も、今時のアイドルには珍しい王道のアイドルソングが多いですよね。
鈴木 自分が昔のアイドルソングが大好きなので、作ってもらう曲もみんな似ちゃうんですよね。ファンじゃない人が聴くと「どれも同じだね」って思うんじゃないかな……。
――むしろもっと色々と聴きたくなりましたよ、素晴らしかったです、鉄道をバックに歌ってる「恋のドレミファインバータ」! カバーも多くやられてるんですよね?
鈴木 嬉しいです! オリジナルとカバーを半々くらいでやらせていただいていて、カバーだと「こういうのにして欲しいです」ってお願いして曲を作っていただいて、怒られるんじゃないかってくらいそっくりにしたりして(笑)。前におニャン子クラブのカバーをやらせていただいたとき、ジャケットをそっくりにするためにジャケットに20何人も私が出ているっていう……。
――(笑)! 自己プロデュース能力がすごいです!
鈴木 そんなことばっかり考えているもので……。
――鈴木さんが出演されているVシネマ『マイティレディ』のテーマ曲の「魅惑のVライン」も良いですよね。どういう流れで出演が決まったんですか?
鈴木 アレも不思議なご縁で急に決まった仕事で……。はじめは楽曲を作ってくださる方を探していて、たまたまその会社に連絡したら「主演でやって欲しい」と言われて。
――えー!!
鈴木 監督がグラビアアイドルを使って仕事をしている方だったので、私のことも知ってくださっていたみたい。歴代いろんなグラビアアイドルの子が出ているのに、私だけ何回変身してもずっとハイレグの衣装なんですよ。それでキャッチコピーが「魅惑のVライン」になって(笑)
――あのハイレグスーツを考えた人、天才だと思いました! 衣装がいつも素敵ですけれど、昨年、同窓会に行かれた時のブログを見たら、同窓会でも完全なステージ衣装でしたね。皆さんは普段着の中、お一人だけ見事なフリフリで感動しましたよ。
鈴木 地元の海老名のイベントにもよく出ているので、イベントの後にそのまま食事に行ったり、ドレスのまま道を歩いていても大丈夫なんですよ。地元の人に“まりえちゃん”って覚えられてるっていうのもあって、そのまま道を歩いていても「どうせまりえちゃんだろう」って。なので同窓会もドレスで行って大丈夫(笑)。
――同級生や先生も応援してくれてるってことですよね。さすがご当地アイドル……!
鈴木 でも、みんなアイドルになるとは思わなかったみたいですね。中学3年生の時に進路相談で先生に「アイドルになりたい」って言ったら「現実を見なさい」って言われて……。
――先生、正論!
鈴木 「やっぱり芸能界に行くって良いことじゃないんだ!」って思って……結局高校に入ってすぐ始めちゃったんですけど(笑)。
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