Google+、梅田彩佳現象、ネ申テレビ、大型新人衝撃降臨……AKB48の2012年5大革命&2013年展望

 コンサート、ツアー、ウェイティング公演のセットリストは、メンバーが意見を出すようになっているが、2013年のテーマはそうしたメンバーの自主性が重んじられるようになるだろう。

 その兆候のひとつとして、松井玲奈が1月1日のブログで『NHK紅白歌合戦』について「来年も出場させていただけたときが、SKEが認めてもらえた時」と綴り、反響を巻き起こした。メンバーたちが生誕祭などで度々語るのが「恩返し」という言葉。応援してくれるファン、運営スタッフ、そして、仕事相手として使ってくれる番組制作者、マスコミやクライアント、すべての期待に応えることが、彼女たちの恩返しなのだ。

 パフォーマンスも強化しながら、NMB48が行っている吉本興業新喜劇などの笑いやトーク力を強化し、バラエティ番組でも、1回目の出演で爪あとを残し、2回目も呼んでもらえる存在にならなければならない。各グループでの年始の公演でも、多くのメンバーが「トーク力アップ」を目標とした。SKE48に北原里英が兼任になった理由も、そんなバラエティスキル強化のためもあるのではないだろうか。握手会でファンを釣るように、画面の向こうの視聴者を釣るトークもできた時、AKB48はさらなる段階に漕ぎ出すだろう。

「エンタテインメントとは、予想は裏切るが、期待には応えること」

 今年もAKB48は予想の斜め上を行くサプライズで、痛快なまでにファンを裏切り、期待以上の興奮をくれるだろう。
(文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)

最終更新:2013/01/29 12:39
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