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Google+、梅田彩佳現象、ネ申テレビ、大型新人衝撃降臨……AKB48の2012年5大革命&2013年展望

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■“愛あるムチャぶり”番組『AKB48ネ申テレビ』が見せる、AKB48の本気とテレビマンの信念

 AKB48劇場がファンに見守られながらメンバーを育むゆりかごだとすれば、メンバーに“愛あるムチャぶり”という形で、普段の活動では学べない人生の機微を経験させてくれるのが『AKB48ネ申テレビ』(CSファミリー劇場)だ。

 山寺修行、富士山登山、大学での授業、韓国海兵隊やハイパーレスキュー隊体験、ガス溶接資格取得など、2008年から多岐にわたるムチャぶりを企画。中学・高校からAKB48に加入し、芸能界以外の社会経験を積む機会のないメンバーたちに、実社会の厳しさや価値観を教えてきた。

 2012年も「初めてのアルバイト」「書人になれ!」「サーカス団に入団!!」など名企画を連発する中、12月23日にスペシャルとして放送されたのが「ブロードウェイへの道!」。秋元才加、大場美奈、大家志津香、倉持明日香、永尾まりや、増田有華がショービズの本場・ニューヨークの舞台学校「Passport to Broadway」の短期プログラムに参加。6人で共同生活をしながら、2日後に公演を行うため、各国の生徒と共にパフォーマンスを学んだ。

 増田は抜群の歌唱力と舞台度胸のみならず、「歌える喜び」を即興ラップで披露。秋元はラップには苦戦しながらも翌日のダンスで見事リベンジし、センターを任され、それぞれ各メンバーが自分の殻をぶち破る好機となった。舞台の監督を務めたエイミー・ウェンスタインは「AKB48のメンバーを誇りに思います。たった2日間で、アメリカ人の演者と共同作業を行い、英語のブロードウェイ楽曲を9曲も覚え、踊り、歌ったのです」と絶賛。メンバーがブロードウェイを目指すなら推薦状を書き、関係者に紹介することも伝えた。

 AKB48の表現力の成長のみならず、人間性の向上にも主眼を置かれた貴重な番組だ。地上波ではさまざまな制約があり、ここまで振り切れた番組を作るのは難しい。だが、CSならではの「本当にいい作品を作れば、視聴者はついてくる」というテレビマンの信念、そして彼らの投げる球を、豪快なフルスイングで涙を流しながら打ち返すAKB48のマジとガチ。その両者が共鳴し合い、華麗なハーモニーを奏でるこの番組はまさに、“ネ申テレビ”だ。

■新チーム体制始動! ウェイティング公演で見えてきた課題

 11月から始動した3代目となる新チーム体制。詳細は再組閣・3代目チームA・K・B公演を徹底検証参照。公演開始から2カ月が経過したが、ファン人気が高いのは梅田チームB、大島チームK、篠田チームAの順のようだ。

 チームBはパフォーマンスでもトークでもファンを楽しませる釣り師がいい影響を与え、中盤の一人のメンバーをフィーチャーして知られざる一面を語るトークも好評だ。大島チームKは激しい曲の連続で、劇場ならではの熱量を最も感じられる。

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