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週刊誌スクープ大賞

妻や子に見せてはいけない!? 自分の性生活を振り返る“裏エンディングノート”

 そこで、スクープ賞とは別に特別賞を設けてみた。まずは現代とポストで競っている、今人気のセクシークイーン「壇密」のグラビアだが、私には彼女の魅力がわからない。

 確かにいやらしい表情と体を持った女性であることは認めるが、ふるいつきたくなるほどの美人ではないし、なぜ騒いでいるのか理解不能だ。

 女性の好みは人それぞれだから、壇密ファンをどうこういうつもりはないが、私は以前ポストのグラビアを飾っていた「謎の美女YURI」のほうがなんぼかいいな。Come back YURI!!

 現代の「安倍バブル」の記事もようわからん記事だったな。

 1部から6部まであって、1部は経済のプロ50人が「安倍バブル」をどう見ているかアンケートした特集だが、サブに「わずか半年で天井越え! とにかく上がる上がる」とあるように、株を買え! の連呼だ。

 ポストも同様に「まだまだ上がるぞ 日経平均1万3千円で儲ける安倍銘柄スクリーニング36」をやっているが、現代のほうは「日経平均2万円へ」だから、ケタが違う。

 だが表をザッと見てみると、多くのプロが1万2,000~3,000円で、円高予想も90円台がほとんどである。2万円まで上がるなどと予想しているのは森永卓郎だけで、円が110円まで下がると予想しているのも3人だけだ。

 これを読んでいると、バブルの頃の現代を思い出す。株を買わないのはバカだと言わんばかりの誌面作りが毎号続いた。

 週刊朝日の連載「案ずるよりフジマキに聞け」で藤巻健史はこう書いている。

「バブルの経験からして、景気と『間違いなく関係ある』のは不動産と株の価格である。あの狂乱経済と言われたバブルは、不動産と株の高騰によってもたらされたもので、消費者物価指数は低位安定していた。上昇率はせいぜい1~2%である」

 だが、日銀の澄田智元総裁が後に言っているように、地価と株価が急騰しているのに金融引き締めが遅れたのは「認識が不十分だった」ためで、安倍総理の言っているインフレターゲットは、「景気対策として景気と関連性の薄い消費者物価指数を念頭に置くのは、『そのときの反省が生かされていない』と言わざるを得ない」と批判している。

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