妻や子に見せてはいけない!? 自分の性生活を振り返る“裏エンディングノート”
#雑誌 #出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
企画賞
「ポスト版 エンディングノート」(「週刊ポスト」1月18日号)
イマイチで賞
「維新は『犯罪』のデパートだ!」(「週刊文春」1月3・10日号)
同
「選挙違反だけじゃない橋下徹ベイビーズの呆れた『学歴詐称』」(「週刊新潮」1月3日・10日号)
読んでみてもいいで賞
「『安倍晋三』総理『独立自尊! 私は経済を立て直す!』対談櫻井よしこ」(「週刊文春」1月3・10日号)
どっちつかずで賞
「全国民必読 2013年『ジェットコースター政権』の始まり、始まり」(「週刊現代」1月19日号)
どこがいいので賞
「壇密」(「週刊現代」&「週刊ポスト」)
綾瀬はるかが好きなので、何十年かぶりにNHKの大河ドラマ『八重の桜』を見た。綾瀬は冒頭に出て、銃をぶっ放しながら「ならぬものはならぬものです」というセリフを言うだけで、八重の少女時代へ戻ってしまうから、はるかファンとしてはいささか物足りないが、子役の少女がとてもいい。
子役と動物に役者は勝てないとよくいわれる。その通りで、ほかの俳優たちを圧倒している。第1回だからか、時代背景の説明が多く物語の展開が遅いのが気になるが、もう少し見てみるしかないだろう。
山本八重が戦ったのは戊辰戦争(1868~1869年)である。明治政府を樹立した薩摩・長州藩を中核とした新政府軍と旧幕府勢力が戦った日本の内戦で、八重がいたのは敗れた会津藩。いまでも会津人の薩摩・長州人への怨念は消えていないといわれている。
頑固者「会津っぽ」を主人公にした大河ドラマが、彼らが嫌悪する長州人の末裔・安倍晋三が総理になった直後に始まったのは、NHKの先見の明か、歴史の皮肉か。
会津藩には藩士の子弟を教育する組織「什(じゅう)」があった。そこには什の掟というものがあり、それを基に会津若松市が「あいづっこ宣言」を策定しているが、その最後にも「ならぬことはならぬものです」という一節がある。
ダメなものはダメだという意であるが、宣言の三には「虚言を言ふ事はなりませぬ」とある。
安倍総理が公約を果たさず、元の自民党のように公共事業を垂れ流し、財界ベッタリの「強者強靱化」政策を進めるなら、会津っぽたちは黙ってはいまい。
このドラマが終わる頃まで安倍政権が持ちこたえているかどうかも注目である。
さて、週刊誌は今年どんな仰天スクープでわれわれ読者を楽しませてくれるのだろう。年末年始号を見る限り、残念ながらこれはというスクープにお目にかからなかった。
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