リアル・ハプバー!? 危険すぎる混浴温泉に潜入!
#サブカルチャー #突撃取材野郎
珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第20回は、危険すぎる混浴温泉に行ってきました。
■男のロマンだ混浴温泉!
カジノ、ハーレム、スーパーカー……。男のロマンにもいろいろあるけれど、まあ庶民にはなかなか実現が難しい夢。そんな中、わりと気軽に実現できる男のロマンが「混浴」だ。混浴温泉——いろいろなことがのんびりとしていた古き良き時代を思わせるとともに、ちょいとエロティックな気持ちも喚起させてくれる男の湯煙ロマン!
混浴温泉で美女との出会い……なーんて、男だったら一度くらいは経験してみたいもんですが、今時そうそう混浴できる温泉なんてないし、あったとしてもかなりの山奥、ちょっと気軽には行くことのできない「秘湯」というイメージがありますわな。
ところが、なんと都心から小一時間で行くことができる混浴温泉があるらしいのです。……ということで、東京からおそらく一番近い混浴温泉「○○温泉」(今回、いろいろとヤバいネタなので、伏せ字で……まあ、ググればすぐ分かると思うけど)に行ってきました!
■思った以上にボロイのだが……
普通、混浴温泉というと歴史ある由緒正しい湯というイメージがあるが、こちらの温泉は入口のゲートからしてもうボロッとしてて……。旅館自体の建物も、歴史はそれなりにありそうではあるものの、ただ単に古くてボロいという印象しか受けない。温泉というよりは、バブルで景気が良かった時に建てたはいいけど、その後まったくメンテナンスをしてこなかったどっかの会社の保養所といった、佇まいだ。
恐る恐る中に入ってみると、これまた思いっきりさびれたロビー&フロント……。そして何より問題なのは、人が誰もいないということ。え、休みじゃないよね?
「すんませーん! すんませーん!」と声をかけ続けること約5分。やっと奥からおばちゃんが出てきた。やる気ないな~……。しかし、入浴料はかなり本気の1500円! 日帰り温泉としては相当高い部類だと思うけど、ここの混浴温泉にはそれだけの価値があるということなんだろうか?
■魑魅魍魎渦巻く混浴温泉!
風情は……ないね。
こうなったら1500円分の元は取り戻すぞ! とばかりに、早速、問題の混浴温泉に直行。一応、更衣室は男女に分かれているようだが、まあ中に入ると浴室は一緒という寸法なんだろう。期待と股間をムクムクと膨らませながら浴室に突入すると……ウワーッ、男ばっか! そんなに広くはない湯船に20~60代まで男オンリー30人ほどがミッチリとつかっているのだ。えっ、ここ混浴じゃないの?
塗装して見えないようにしています。
それも汚くてサワヤカさは皆無!
とはいえ、普通に男女別の温泉だとしても人口密度が高すぎる。中途半端な南国風にデコレーションされた浴室も、長年メンテナンスされていそうにないボロボロっぷりだし、肝心のお湯も妙に生ぬる~くて……お世辞にも、こんな男ばっかりミチミチになってまで入りたい名湯とは思えない。その上、近隣にクレー射撃の練習場があるらしく、定期的にバーン! バーン! とスゴイ音が鳴り響いており、ゆったりと温泉を楽しむ雰囲気も皆無なのだ。
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