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【散歩師・朝井がゆく!】vol.18

大蛇やトカゲに癒やされる!? お触り体験できる爬虫類カフェ『横浜亜熱帯茶館』

ha3.JPG甲羅以外は敏感なので、触るとびっくりされる。

 続いて、大きいトカゲや大蛇のショーケースが並ぶゾーンへ。

 ドヤァ!と見つめてくるトカゲに、

ha4.JPG

 ぐるぐる巻きでこんがらがってる大蛇。

ha5.JPGとぐろを巻きながら、ご飯を咀嚼中。
ha6.JPGほとんどのトカゲが寝ていた。

 よく見ると大トカゲにはシワが。このシワが、でっぷり感を演出していて、なんとも愛くるしい。

ha7.JPG触りたくなるシワ。
ha8.JPGこちらは脱皮中のため、シワシワ度合いもより激しい。

と、こんな具合に蛇や亀、トカゲを眺めたり触ったりしながら長時間いくらでもくつろげる場に、というのがお店のコンセプト。そのために、茶葉が長持ちして何回でもおかわりできる中国茶を出している。

ha9.JPG3種のケーキとお茶の「レプタイルセット」(1400円)

 確かに、犬や猫と比べたら、彼ら爬虫類たちは容姿に恵まれていない。トップスターにはなれない星のもとに生まれている。だが、境遇は切ないはずなのに、店長が惜しみなく注ぐ愛情の賜物か、この店の爬虫類たちには愛されているがゆえの余裕の風格が漂っているように思えた。野生動物には決して出せない、溺愛されているペット特有のそれだ。ぎゅうぎゅう押しのけて退かない亀、ショーケースを覗いても一切媚びてこないトカゲ、足を踏んづけようが反省の色なしの亀。「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」の精神がそこにはあったのだった。

●お触り度
★★☆☆☆
亀以外は一切触らせてもらえない。繊細な爬虫類は、ストレスのかかることは極力避けなければならないとのこと。とにかくこの場所では、爬虫類の居心地第一なのである。ああ……大トカゲのシワシワを触りたい……脱皮したシワシワの皮を破いてやりたい……。
(取材・文=朝井麻由美)

●『横浜亜熱帯茶館』
<http://www.reptilescafe.net/>
神奈川県横浜市中区長者町8-133 冨森商事 2F。京急日ノ出町駅より徒歩5分。営業時間は11:00〜21:00。火・水定休。店内では、爬虫類ポストカードやキーホルダーなどのグッズも販売している。

「散歩師・朝井がゆく」過去記事はこちらから

最終更新:2019/06/28 16:50
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