えっ! こんな萌えっ娘が中核派に? 「無罪」の法政大学学生運動活動家が総結集
#学生運動
■メンバーからも「服装がヘン」と批判される中核派
それでもなお、ピリピリしていた状況が一変したのは後半。学生運動のイベントだと聞いていたのに、おっぱいがこぼれそうなピンクのワンピースに網タイツをはいて、ネコミミまでつけたサブカル系乙女が登壇するではないか!
この、会場の空気を一変させた女性こそが、近年、ウワサになっている中核派の美人活動家・黒猫菊花さんである。見た目に反して、その思想はガチだ。壇上で中核派に結集した理由を問われた彼女は「中核派の血債思想が好きだから!」と、言い放つ。
後半では、前日に告知されていた文化連盟委員長の交代と、新たな決意表明等々があったのだが、会場の男性の大半は、(おそらく)この乙女に釘付けである。さらに、会場から現在の中核派への不満点を聞かれた彼女は「お金がないのは本当。(活動家の)着ている服が変だと思う。それに、すぐに1,000人結集とかいうけど、そんなに集まっていない」と「それを言っちゃあ、おしまいだよ」な発言を。その上で「中核派を変えてやろうという意識で入りました。なかなかうまくいかない部分もあるけど、とりあえず女のコを増やしていきたい」と、今までにない将来像を語ったのである。
この発言を、半ば苦笑しながら聞いていた齋藤君は、今後の学生運動の展望を、
「大学がサービス業になり、学生が消費者として扱われていることとの闘争。学生が大学の中で政治論議もできない状況を変えていかなかればならない、そのことこそが展望であり、可能性」
だと語り、熱く(?)場を締めくくった。21世紀に入って10年以上が過ぎ、学生運動も過去のものからは大きく変貌している……という結論でよいのだろうか。いずれにせよ、大学は単に就職のための予備校ではない。こうした妙なヤツらがキャンパスをウロウロしていてこそ「大学って面白いところだなあ~」と感じるハズ。今後も、ぜひ世の中を騒がせてほしいものである。なお、文化連盟はTwitterでどんな悪口、批判にも対応し、ネットユーザーをも騒がせている。
(取材・文=昼間たかし)
無罪の法政大学文化連盟
https://twitter.com/hosei_bunren
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