トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 本田圭佑にエアオファーが殺到

17億円は高いか、安いか──サッカー本田圭佑にまた“エアオファー”が殺到中!?

 本田の移籍実現にプラス要因があるとすれば、CSKAモスクワとの契約期間。本田とクラブとの契約は2013年12月末で切れる。通常、クラブは選手との契約期間が1年を切ると、契約更新の交渉を行うか、市場価格よりも割安な価格で選手を売りに出す。契約が切れて退団されると、クラブには移籍金が一銭も入らないからだ。その意味では、今回の移籍報道に現実味がないわけではない。

「通常はそうなんですけどね。ロシアには新興財閥の潤沢な資金を背景にした金満クラブが存在しますが、CSKAモスクワもその1つ。こうした金満クラブは、選手を売って少しでも儲けるというビジネスをする必要がない。チームの主軸として活躍する本田には契約延長を望むでしょうし、仮に延長がかなわなくても契約終了までチームに在籍させ、移籍金ゼロで出て行ってもらっても構わないというスタンスです。つまり、設定されている17億円の移籍金を支払えるクラブからのオファーがない限り、基本的に移籍に応じる気がない。だからこそ本田が移籍するためには、誰もが納得できるような活躍が求められる」(同)

 日本代表では押しも押されもせぬ大黒柱の本田も、欧州の移籍市場では苦戦を強いられている。こうした状況は、かつての中田英寿氏を彷彿させる。中田氏も移籍シーズンのたびに名だたる名門クラブからのオファーが取り沙汰されたが、結局は実現することはなかった。14年のブラジルW杯を控え、「目標は優勝」と公言する本田にとっては、この1年が正念場といえそうだ。

最終更新:2012/12/13 16:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画