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週刊誌スクープ大賞

「週刊誌は売れてなんぼ」オリラジ“やらせ”熱愛報道を名物編集長が擁護!?

 今週の3位には、ポストの読売新聞の記事。清武英利元読売巨人軍取締役球団代表が渡辺恒雄主筆に刃向かって叛乱を起こした「清武の乱」以来、文春で書かれた渡辺主筆の“不法”な運転免許の更新(読売側は否定)など、読売の不祥事が次々に出てきている。

 この記事は内容的にはイマイチだが、気にはなる。

 11月30日21時20分頃に読売新聞東北総局長のAが、仙台市の広瀬川の左岸高台にある西公園から川へ飛び込んだというのだ。

 警察は自殺と見ているようだ。このA総局長は単身赴任だったが、東日本大震災報道の総指揮役で、読売も大きな期待をかけていたという。

 彼は着実に仕事をこなすタイプで、それまでは浮いたウワサがなかったというのだが、2~3カ月ほど前から、20~30代の若い女性と半同棲しているというウワサが出ていた。その女性は仙台の繁華街の飲食店に勤務しているようで、Aとはそこで知り合ったそうである。だが、このところ激しい喧嘩をするようになり、近隣住人の証言では3日に1度は言い争う声が聞こえていたという。

 その女性が一緒にいるとき、彼女の目の前で飛び込んだというのだ。

 仙台は単身赴任の多い街で、こうした愛憎のもつれによる悲劇が起こることもあるようだ。大メディア人といえども人間であるから、年の差を超えた恋愛感情を持つことはあるだろう。しかし気になるのは、読売新聞という大新聞が大きく揺れている中で、こうしたことが起きたことである。

 私の亡くなった父親が長年禄を食み、愛した読売が少しずつ土台から崩れつつあるのではないか。この記事を読んで、その感を強くした。

 ところで歌舞伎界の至宝、中村勘三郎が亡くなり、ワイドショーはこぞって取りあげ、多くの特別番組が組まれた。

 今日(12月10日)また、映画や舞台、放送と幅広く活躍し、味のあるのエッセイを書いた俳優の小沢昭一が亡くなってしまった。享年83歳。

 TBSラジオの『小沢昭一の小沢昭一的こころ』は楽しみで、録音して聞いていた時期もあった。

 小沢昭一の息子が講談社にいて、一緒に仕事をしていた時期もある。小沢一郎というがあの小沢一郎とは違って、人当たりのいい好青年だった。乙武洋匡の『五体不満足』という大ミリオンセラーを出した優秀な編集者である。

 さて、2位には少し変わったものを取り上げてみた。文春の「就職に本当に強い大学教えます」という特集である。就活には間に合わないが、これから大学を選ぼうという受験生や親たちには必読だ。

 千葉科学大は危機管理学部を持ち、卒業生の10%が消防官になっている。北海道の旭川大や苫小牧駒澤大は自衛官に強い。八王子にある日本文化大は卒業生の約4分の1が警察官になるそうだ。

 今年7月に日経新聞が主要企業の人事トップに「人材育成の取り組みで注目する大学」を聞いたところ、1位に選ばれたのは国際教養大で2位は東京大学だったが、3位には立命館アジア太平洋大が入った。

 不明を恥じるが、私は国際教養大は知らなかったし、立命館は知ってはいるがアジア太平洋大は知らなかった。偏差値は国際教養大が67.5で早稲田大の法学部並みだが、アジア太平洋大学は50.0とさほど高くはない。

 だが、就職実績は東京海上日動火災、JR東海、電通、味の素、みずほFGと人気企業が並んでいる。

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