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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > “最強ヘンタイ”読モ現る!
珍バカライター・北村ヂンの「メンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング」

ギャル男も童貞も中身は一緒? “最強ヘンタイ”読モのバカ・エロトークが炸裂!

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 世の中には把握しきれないほど無数の雑誌が存在しており、毎日のようにバンバン発行されておりますが、まあその大半は一生手に取ることすらないものでしょう。

 「サイゾー」を読んでいるような、マスコミの裏を読んだり体制の裏をかいたりしている諸氏は比較的いろんな本を読んでいることとは思いますが、それでもお兄系とかギャル男系、オラオラ系メンズファッション誌なんて読まないでしょ? ……まあ「月刊ねじの世界」とか「月刊錦鯉」とかも読まないだろうけど。

 ま、そういった超ニッチ&マニアックな専門誌はともかくとして、ボクらからすると「誰が読むんじゃ、こんな雑誌!?」と思ってしまうようなメンズファッション誌はなんだかんだですごい売れているらしいし、たぶん「サイゾー」を読んでるエッジでサブカルな人たちよりははるかにモテモテな生活を送っているハズ。

 ……ということで、普段だったら絶対に読まないメンズファッション誌を読み込んでモテモテになる秘訣を学び、ザ・インドア&ネット弁慶なボクらもモテモテになってしまいたいと思うのだ。

【11月発売のメンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング】

1位 「宅飲み」(「MEN’S egg」1月号)
2位 「GAL100人から学べ!! クリスマスデート必勝マニュアル」(「MEN’S KNUCKLE」1月号)
3位 「THE 男の愛車」(「SOUL Japan」1月号)

■21世紀に現存していた悪羅悪羅系暴走族

 時期が時期だけに、各誌がこぞって「女子に気に入られるデートスポットはココ!」「女子が喜ぶプレゼントはコレ!」なーんて女子に媚びまくったクリスマス特集を掲載している中、クリスマスなんて完全無視、女子が喜ぼうが悲しもうが知ったこっちゃないといった感じで我が道を突き進んでいるのが、悪羅悪羅(オラオラ)系メンズファッション誌「SOUL Japan」。

 そりゃまあ、オラオラ言って強引に女子を従わせてる悪羅悪羅系の人たち(イメージ)が雑誌読んで「クリスマスプレゼントどうしようかなぁ~?」「どこのイルミネーションがキレイなの?」なんてウジウジ悩んでたらイヤですからねぇ。

 で、そんな「SOUL Japan」には、今月も「チョイ悪」どころかガチで超悪い方たちが大集合しております。「黒と悪」をテーマにしたファッションに身を包んだ、見た目からして怖すぎる悪羅悪羅系の人々……街で絡まれたらソッコーお金出しちゃいますわ。

 その中でもひときわ怖い&ヤバイ、悪羅悪羅の中の悪羅悪羅(打ち込むのがめんどくさくて「悪羅悪羅」って単語登録しちゃったけど、もう使う機会ないだろうなぁ……)とでも言うべき人たちが登場している特集が、「悪羅悪羅の生きざま」を紹介する「ソウルジャパンの男たちスペシャル」。

 各界の悪羅悪羅な著名人に「やんちゃ」では済まされないほど悪かった頃の話を聞いているのですが、まあそのエピソードがハンパない。喉仏の部分にタトゥーでそのまんま「惡」の文字を刻み込んでる六本木のGP BAR代表のTAKUYAさんなんて「中学の時は日本刀の脇差しを持ち歩いてて、ムカつく同級生の首切ったり」してたそうですよ……なにそれ、江戸!? ボクの中学生時代には帯刀している知り合いはいませんでしたけどねぇ。

 さらに高校に行ってからは「ムカつく教師の家の窓ガラス全部割ったり」暴走族に入ってからは「山下公園でナンパしてる地元の車のフロントガラス、片っ端から割ってた」……日本が治安いいだなんてウソですな、こりゃ。

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