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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > “熱血漢”照英がついに降臨!
『自分らしく媚びずに生きる 俺の自己啓発!』発売記念インタビュー

「泣けない人間ほど、かわいそうなものはない!」“熱血漢”照英ができるまで

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――もっと豪快な方なのかと思ってました。

照英 この仕事をして、細かくなっちゃいましたね。生放送では失敗できない、ナレーションはかんだらいけない、司会だったら自分を暴発しちゃいけない……いつも「失敗したら、あとの照英はない」って思ってるから。「大丈夫」って言葉が得意じゃないんですよ。絶対、大丈夫なんてないんだから、用意周到にしないとって感覚があるんです。だから、その反動で、家で脱いじゃうようになっちゃって(笑)。

――ところで、ネット界では照英さんのコラ画像(有名人などの顔を、別の画像と合成加工した画像)が一大ブームとなり、今もなお作り続けられているようですが。

照英 いや~、ありがたいですよ。1年くらい前にマネジャーから「すごいことになってますよ」って言われて。見てみたら僕がEXILEをおんぶしてたり、ストーブ持ちながら爆破から走って逃げてたり、髪が長くてすごい巨乳になってたり。その巨乳のコラ画像は、いとこのおばさんにそっくりなんだけど(笑)、そういうのを見てたら「面白いなあ!」と思って。僕はネットがよく分からないし、「2ちゃんねる」も見たことがないので、メッセージを送る方法が分からないんだけど、いつか「みなさんのゴールはどこですか?」「照英を、どこまで成長させてもらえるんですか?」っていう2つは聞きたいですね。

――やめてほしいという気持ちは、まったくないんですか?

照英 もっとやってほしいですね! だって、自分ができないことをやってくれてるんだから。えっと、作ってくれる人のこと、なんていうんでしたっけ。

――コラ職人ですか?

照英 そうそう、コラ職人! 本当は作ってくれた全員に「ありがとう、感謝してる」って伝えたいんですよ。あ、ネットできる人にうちの社員になってもらって、給料払うからみんなに恩返しをしてもらいたいなあ。サイゾーさんで募集してもらってもいいですか?

――コラ職人にお礼を言う芸能人なんて、聞いたことないですよ(笑)。

照英 やっぱり礼儀ですから。芸能事務所ってネットを遠ざける風潮があるけど、もっとみなさんと密接になって、ネットの世界の人にかわいがってもらって、ほかの芸能人がやってないような新たなジャンルに入っていけたら面白いですよね。みなさんのおかげで僕は開花できたと思ってるので、逆に僕が応援団長として、コラ職人の方々に声援を送り続けたいなと思います。
(取材・文=林タモツ/撮影=岡崎隆夫)

●しょうえい
1974年、埼玉県生まれ。学生時代は陸上競技・投てき競技の選手として活躍。93年の関東学生選手権大会・やり投げで優勝、96年やり投げ全日本ランキング3位の経歴を持つが、肩の故障が原因で卒業後は競技生活を断念し、恵まれた体躯を生かしてモデルとして活動。念願であったジョルジオ・アルマーニのコレクション出演を果たしたのを機に、俳優業に挑戦。また、筋力を生かして『スポーツマンNo.1決定戦シリーズ』『筋肉番付』などで脚光を浴びる。

最終更新:2012/12/11 18:18
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