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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > “熱血漢”照英がついに降臨!
『自分らしく媚びずに生きる 俺の自己啓発!』発売記念インタビュー

「泣けない人間ほど、かわいそうなものはない!」“熱血漢”照英ができるまで

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――何に対してもとことんポジティブですが、それはいつ頃からなのでしょうか?

照英 子どもの頃はすごく内向的で、「お前はお姉ちゃんにいつもくっついてるから、ナヨナヨしてるんだ」って言われ続けていたんです。それがトラウマになっていたことと、中学1年くらいに陸上競技の先生に「お前はナヨナヨしてる性格を直さないと、上に行くことはできない」って言われて。その2つが発奮剤になって、うなぎ上りに負けず嫌いでポジティブな性格になりましたね。

――内向的だったとは意外ですね。

照英 もともとの僕は、メンタルが弱いんですよ。だからスポーツでも大事な大会の前にケガしちゃったり、オリンピックに行く手前で終わっちゃったりね。でも芸能界みたいなしっちゃかめっちゃかな世界にいたら、弱音なんて吐いてる時間はないですから。弱音吐いてたら「あの人は今」になっちゃいますよ。昔、一緒に飲んでた芸能界の友達も、ほとんどいないですから。今残ってるのは、有吉(弘行)とか、ビビる大木。役者陣だと、ケイン・コスギや、山本太郎くらいですかね。

――ケインさんや、山本さんなど、やはり昔から真っすぐな性格の方と親しくされてるんですね。

照英 やっぱり一生懸命何かを追っかけてる、真っすぐな人が好きですね。ヘラヘラ、ナヨナヨしてる人は嫌いです。僕が憧れてる藤岡弘、さんや、赤井英和さん、もちろん松岡修造さんも熱血の先輩ですから、かっこいいなあって思いますね。有吉だってあきらめないでずっとやってきたから、今また花が咲いてる。そういう人間って、根底に強さを持ってますよね。

――照英さんといえば“涙”のイメージが強いですが、泣くことについてどうお考えですか?

照英 涙は宝物。一人の涙で多くの人間の共感を得るし、パワーを与える。涙って、言葉より本音で語り合えるから好きですね。僕は、泣けない人間ほどかわいそうな人間はいないって思ってるんです。涙こそ、言葉のいらない語り部ですよ。よく我慢する人がいるけど、その人には「我慢する理由がどこにあるの!? 恥ずかしいの!?」って言ってるんです。きっとその人の周りに「恥ずかしい」と思わせた誰かがいたから泣けなくなったんでしょうね。自分を大切に思っていれば、泣けないことは絶対ない! 泣けない人たちにこそ、僕のことを見て、涙を感じてほしい。自分の表現能力を、みんなに分けてあげたい。そう思いますね。

――プライベートでも泣くことはありますか?

照英 もうしょっちゅうだね。最近だと、昨日! スタジオ収録の出番直前に、楽屋ですごい感動するウィンドサーファーのドキュメンタリー番組を見ちゃって。もうボロッボロ。僕、司会だったんだけど、目真っ赤にしたまま本番に入っちゃいました。人間の頑張ってる心を描いたものを観ると、ジーンときちゃうなあ。

――ちなみにこの本を読む限り、正義感も強くて、家族愛にあふれていて最高の父親だなあと思うんですが。実は家族から直してほしいと言われてるところはありますか?

照英 「パンツ一丁でいるのをやめて」って言われるね(笑)。僕が家に帰るとボクサーパンツ一丁でテレビ見たり、ご飯食べたりするから、子どもたち(長男5歳、長女2歳)も帰ってきたら脱ぐようになっちゃって。もうジャングルですよ(笑)。女房だけが洋服着てる。あとは細かすぎるところ。バッグの中身も細かく整理してるし、洋服も毎回クリーニングに出して、Yシャツもデニムもピタッと畳んでお店みたいに置いてる。食器が出しっぱなしだと、「俺が風呂入るまでに片付けて」とか言うし、嫌がられてる(笑)。でも、旅行に行く時は、旅のしおりを作るくらい段取りが細かいから、女房からしたら、お姫様になれるっていうのはあると思いますね。昔から、サプライズで喜ばせたり、指輪あげる時のシチュエーション考えたり、っていう段取りはやってきてます。

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