『キングオブコント2012』ファイナリストの5人組コントユニット「夜ふかしの会」に迫る
#お笑い #インタビュー
――5人でいろんな役を演じられていますが、何となく大まかにそれぞれの演じるキャラクターには特徴があるような気もしますが、いかがですか?
砂川 そうですね。このDVDに収録されている「補習だ! やる気先生!!」というネタを見るとわかりやすいかもしれません。「一番振り回される人」が原で、ツッコミが僕。三宅さんが振り回す人ですね。で、鬼頭さんはコントの中で一番大事な演技力が必要なところを担当してもらうことが多い。
鬼頭 まあね、女子高生役は演技力がないと無理だからね。
砂川 そうそう、女役とか。
大重 で、僕はたぶんそのまま「大重」だと思います。何をやっても大重になる。それしか出せないかもしれない。
砂川 まあ、基本、なんか「うまくいかない人」ですね。
原 大重はボケでもないんですよね。ボケもうまくないし、ツッコミもうまくないし。
大重 生き方もうまくないし。
砂川 これが、大重だ(一同、笑)。
――皆さんは「お笑い芸人」「コントユニット」「劇団」など、いろんな形で呼ばれることがあると思うんですが、そういうふうになったのはどうしてですか?
砂川 もともとウチは鬼頭だけが劇団出身で、あとの4人はお笑い出身。活動としてもお笑いライブに出ることの方が多いです。だから、僕らはもともとお笑いをやってるつもりだったんですけど、5人組だったからなのか、たまに演劇系のイベントに呼んでいただいたりすることもあって、頂いた仕事をこなしていったらそういうふうにも見られるようになっちゃった、っていうだけですね。コントをやってる5人組っていうことだけはブレないで、あとは見てる人がどう思うのかっていうだけで。
三宅 どう思われてるのか、こっちが逆に聞きたいぐらいですけどね。
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