ニクいぜ、グリコ! 話題の「グリコピア・イースト」でわくわく工場見学
#サブカルチャー #散歩師・朝井がゆく!
■レトロ体験&展示「グリコタウン」
『グリコピア・イースト』では、20人程度のグループで見学するのだが、ポッキー・プリッツ工場では、機械の一挙一動に子どもが大はしゃぎする一方、大人は「社会科見学を思い出すわ」とでも言いたげにクールな顔でさらりと見て回っているのが印象的だった。それが、この『グリコタウン』では攻守交代である。グリコ名物「映画付きグリコ自動販売機」(昭和6年のものを復元)が置いてあるのに思わず頬が緩む中年以上。しかも、実際に当時の硬貨である10銭を入れれば、約20秒間映画が流れた後にちゃんとグリコが出てくる。
とアテンダントさん。商売上手な仕組みである。
通常10銭のところが割引で買えるのだ。
さらに、追い打ちをかけるように、大正10年から現在に至るまでのグリコのおもちゃを、年代順に1500点展示。よくよく観察していると、それぞれ自分が遊んだことのある年代の場所で足を止めているようだった。
■クイズ番組を体感! 『スタジアムホール』
ニクい演出ですっかり全員が童心に帰ったところで、ファンシーな映像を見ながらのクイズにチャレンジ。2人1組で席に着き、おとぎの国へ出発するとクイズスタート。クイズ内容は、「今までの見学をしっかり聞いていたかナ?」と言わんばかりのグリコ知識問題の連発だった。全然ファンシーじゃない……。「ファンタジープラネットに着きましたよ! さあ、最初のクイズを探しましょう!」とメルヘンなアナウンスに油断していると、筆者のようにポカミス連発で参加者ランキングで最下位になるので注意が必要である。
クイズ番組にありそうなグラフィックで乗り物を操作するようなシーンもある。
最後に、「フォトスタジオゾーン」にそびえ立っていた“ゴールインマーク”と一緒に記念撮影をしてシメ! と、思ったのだが……
なんと、芸が細かいことに、帰り際に寄ったお手洗いまで“ゴールイン”していたのだった。
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