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AKB48評論家・本城零次

AKB48『リクエストアワー』への挑戦状 “知られざる神曲たち”ベスト20

5位 ファンレター/AKB48チームK
AKB48チームK5th公演

rh_02_02.jpg(c)AKS

 AKB48グループとはなんなのか? その根源がこの曲に集約されている。「あなたがいてくれたら」と並ぶ、メンバーとファンの人間的な交流の深さを描いたバラード。SKE48・須田亜香里はファンレターをまとめたノートを持ち歩き、大矢真那は「手紙は師匠」と語る。作曲も、クラシック出身のBOUNCEBACKだけに、ストリングスがせめぎあう珠玉のバラードだ。

6位 愛の数/SKE48チームKII
SKE48「バンザイVenus」収録

 SKE48チームKII初のオリジナル曲であり、偶然にも発売2日後に起きた東日本大震災へのエールとしても響いた人間愛に満ちた楽曲。当時、誰もが抱えていた孤独、寂寞、やりきれない気持ちをこの曲に救われたファンも多いはずだ。「アーティストは曲を選べない。曲がアーティストを選ぶ」という僕の持論があるが、結局のところ、人の心に届く曲は、作ろうと思って作れるものではない。曲は生き物で、いい曲ほど自分をより大切にしてくれる親のところを選んで生まれてくる。人間でも「親が子どもを育てるのではなく、子どもに親にしてもらう」と言われるように、曲がアーティストを育てる。そんなことを改めて、思わせてくれた曲。

7位 アンチ/AKB48チーム研究生
「Everyday、カチューシャ」劇場盤収録

 AKB48のセンターに立つということは、自分以外のすべてのメンバーのファンをも納得させる存在でなければならない。「アンチが生まれてスターは育つ」と、期待しているがゆえのアンチの存在の大切さを歌う。人間関係でも愛の反対は無関心なので、ダメ出ししてくれる人は恩人だと考えたほうがいいのだろう。

8位 孤独のバレリーナ/SKE48チームKII
SKE48チームKII3rdラムネの飲み方」公演

 劇場公演のひとつの集大成。初めて生で見た時は、フォーメーションの美しさに感動した。プリマドンナの秦佐和子を軸に、16人がそれぞれ動き回りながらここまで見せるのは、相当な練習量とお互いの信頼関係がないとここまでの表現はできない。「ラムネの飲み方」公演は仕掛けが満載なので、見たことない人は絶対1度は生で見てほしい。

9位 愛の毛布/AKB48ひまわり組
AKB48ひまわり組2nd公演

 「私たちにできることは手を繋ぐこと」と歌う、王道のカノンコードの心温まるバラード。公演ではメンバーがウェディングドレスで歌うという趣向も。Gロッソ公演以来、主要メンバーは歌っていないので、選抜メンバーで披露を。

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