「前田日明さんよ、聞いてるか!?」アウトローひしめく地下格闘技会場を、“天下の傾奇者”瓜田純士がゆく!
#インタビュー #THE OUTSIDER #瓜田純士
──動物っ!? たとえば……?
「ホワイトタイガー。笑いごとじゃないっすよ。檻の中で、サシでやり合ってもいい。全然余裕ですから」
──檻の中もいいですが、「アウトサイダーで戦う瓜田を、もう一度見たい」という声も多いですよ。
「チャンスがあるなら、僕もアウトサイダーに出たいですね。そうだ、この場を借りて、リングスの前田日明代表にメッセージを送ってもいいですか?」
──前田代表がこの記事を読んでくれるかどうかはわかりませんが、どうぞ。
「おい前田さん! 聞いてるか! いろいろあったよな。鉄板焼きも食いに行ったし、ケンカもしたよな。でも俺さ、あんたのこと嫌いじゃないぜ。前田さんや村上(和成)さんに生意気言ったことは、悪かったと思ってるよ。前田日明、瓜田純士、お互い名前があるし、プライドもある。でも今度会うことがあったら、俺は『前田さん、どうも』って頭下げるぞ。わかったか前田さん! 聞いてんのか、コラ! このまんまじゃ早晩、地下格闘技は廃れちまうぜ! なれ合いや同窓会じゃ客は満足しねぇぞ、コラ!」
──アウトサイダーは地下格闘技ではない、というのが前田代表の考えですが。
「定義はなんであれ、興行のこと考えたら、俺を出せばチケットの売り上げは確実に跳ねるぜ。前田さん、俺を一回アウトサイダーに戻してみぃ! そしらたらあんたも考え変わるぞ。色物、客寄せパンダ、なんでもいいぜ。俺をアウトサイダーに復活させてくれや! な、前田さん! 聞いてんのか、オイ! コラ!……ちょっと言いすぎましたが(笑)、マジで興行を維持するんだったら、ビッグスターを呼んだほうがいいですよ。俺はこの世界では、まぎれもないビッグスターですから。前田さん、なんかあったらいつでも俺に声をかけてください! 前田さん、頑張ってください! 俺も頑張ります!」
瓜田の熱いラブコール、果たして前田に届くかどうか。その成り行きに注目したい。
(取材・文=岡林敬太)
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