NHK『紅白』人事の癒着構造、極まれり! “芸能界の大物”がプロデューサーを接待漬けに……
#紅白 #小林幸子
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
今年のNHK『紅白歌合戦』の出場者発表が迫ったが、紅白に影響力を持つ“芸能界の大物”に、紅白担当プロデューサーと演歌担当プロデューサーが毎週のように高級料理店で接待漬けにされているという情報が寄せられて愕然とした。
今年の紅白は元事務所幹部の“泥沼解任騒動”で芸能界から総スカンを食った小林幸子と、ジャズアルバムの大ヒットで11年ぶりの紅白返り咲きを狙っている八代亜紀の出場が注目されているが、小林も八代も、くだんの大物に嫌われているという。
小林に関しては、すでに何度も報道されているが、解任騒動で事務所を辞めた元社長と専務がこの大物を味方につけたことで、紅白出場が絶望視された。しかしその後、紅白の出場条件である、“年内にCDを発売する”という条件をクリア。10月17日に、さだまさし作詞作曲の新曲「茨の木」を発売した。さらに、小林自身が知り合いのNHK理事2人に「紅白に出たい」と直訴したことで、出場に一縷の望みを託した。
ところが、大物の息がかかったスポーツ紙が、新曲「茨の木」が初週で1,890枚しか売れず、紅白出場は絶望的という記事を掲載。小林の足を引っ張った。
このご時世、自主レーベルで初週に約2,000枚近く売れれば、演歌にとってはまずまずの出足だ。それをいきなり、「売れないから、紅白絶望」と報じるのは大物の意向を反映した“小林潰し”以外、考えられない。一応、芸能ジャーナリズムを標榜するスポーツ紙としては情けない話だ。
一方の八代は、10月10日に初のジャズアルバム『夜のアルバム』がユニバーサルミュージックから発売されて、3万枚を超す大ヒット。NHKの音楽番組にも出演し、11年ぶりに紅白返り咲きの可能性がささやかれているが、彼女も大物とそりが合わず、出場が危ぶまれている。
2人の“不仲説”の原因は、約30年前の『日本レコード大賞』に遡る。1980年のレコ大は八代と五木ひろしの2大演歌歌手が大賞を争う“五・八戦争”といわれ、レコ大史上に残る熾烈な戦いが繰り広げられた。五木陣営についたのが、この大物。八代についたのは“演歌界のドン”と呼ばれた長良プロダクションの故・長良じゅん会長だった。結果は八代の「雨の慕情」に軍配が上がった。以来、八代に対して、大物はいい感情を持っていないようだ。その大物が小林だけではなく、八代の紅白出場にも“ダメ出し”しているという。
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