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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ミポリンは過去の人?

「客がミポリンを覚えてない……」中山美穂主演映画の大コケに見る“トレンディ”の終焉

arashiikutsu.jpg映画『新しい靴を買わなくちゃ』公式サイト

 山口智子、鈴木保奈美、工藤静香ら、このところかつて大活躍した大物芸能人の妻である40代の歌手や女優が何かと注目を浴びる中、静香と同年代の中山美穂の2年ぶりとなる主演映画『新しい靴を買わなくちゃ』が大々的なプロモーションを経て公開された。

「脚本と監督を担当したのは、かつてテレビで『あすなろ白書』や『ロングバケーション』(共にフジテレビ系)などのトレンディドラマを大ヒットさせた北川悦吏子。舞台は中山が現在住んでいるパリで、相手役には向井理がキャスティングされ、オシャレな作品に仕上がった。中山も、日本でのプロモーションに積極的に参加していたが……」(映画関係者)

 同作は北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』と同じ10月6日に初日を迎えたが、2作の明暗はくっきりと分かれてしまった。

「2作はどちらも200スクリーン前後と同規模での公開だったのですが、『アウトレイジ』は初登場1位を記録し、すでに10億円を突破するスマッシュヒット。一方の『新しい──』は、猛烈にPRしたわりには公開3日間の興収が約1億円でランキング9位。翌週には早くもランク外となってしまった」(同)

 80年代にはトップアイドルとして君臨し、90年代にはヒットドラマに数多く出演して女優としての地位を確立した中山だが、すでに“過去の人”となってしまったのだろうか。

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