一晩12万7,000円! 「処女専門」の売春組織を摘発してみたら……
2012/10/29 21:00
#中国 #東アジアニュース
逮捕された少女たち。
売春の低年齢化が社会問題となっている中国だが、10月25日の「現代快報」によると、江蘇省常州市で、処女を売り物にした売春組織が摘発された。売春婦として働いていたのは、14歳を最年少とする未成年の11人の少女たち。顧客は一晩、1,500元~1万元(約1万9,000円~12万7,000円)を払っていたという。
逮捕されたのは彼女らをはじめ、組織を取りまとめていた30代と20代の夫妻、さらに押収された帳簿から浮かび上がった、20人以上の顧客たちだ。夫妻は、風俗店から利用者の電話番号を買い取り、片っ端から営業電話をかけて顧客を得ていたという。
タウナギの切り身。
しかし、なんだかおかしい。処女の数と顧客の数が合わないではないか……。
実は、彼女たちの中に処女は一人もいなかった。処女を騙ってマニアたちから高額な報酬を騙し取っていたのだ。彼女たちは逮捕されるまでの4カ月の間に、合わせて100回以上も「処女」を売っていた。さらに注文に応じて、はるか数百キロ離れた天津や青島などに出張することもあったという。
しかし、顧客は、なぜいとも簡単にだまされたのだろうか? その秘密は、彼女たちの巧妙な偽装の手口にある。なんと彼女たちは、性交前に鮮血の滴るタウナギの切り身を膣内に忍ばせ、破瓜の血を装っていたというのだ。
売春の世界にまでニセモノが紛れ込んでいるとは、まさにパチモン王国の面目躍如といったところだ。ところで彼女たちは、売春と詐欺の両方の容疑で裁かれるのだろうか……。
(文=牧野源)
最終更新:2016/02/04 13:31
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