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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

錯綜する『紅白』出場者報道 “全滅”のはずのK-POP枠に少女時代がねじ込まれる!?

■幸子、NHK参りの成果で“逆転出場”なるか

 K-POPに並んで、「出るか出ないか」で注目を浴びているのが小林幸子だ。今年、“事務所社長の解任騒動”で、前出の大物芸能プロオーナーほか、業界の主流派からひんしゅくを買った小林の、紅白への出場は絶望視されていた。しかし、10月17日に新曲「茨の木」を発売すると同時に、巻き返しを図りにかかったようだ。

 そもそも、日本コロムビアに契約解除されて、事実上、NHKを出入り禁止になった小林をなんとか番組に出演させようと、小林とマネジメント契約を結んだ“演歌界の実力者”ワクイ音楽事務所の和久井保代表がNHKに日参。NHKの番組出演条件は、新曲を出すことだったという。

 そこで和久井氏らが奔走、小林の親友であるさだまだし作詞作曲による新曲を急遽発売した。これにより、来年1月11日放送予定の『BS日本のうた』の出演が決まり、出禁は解けた。さらに、小林自身もNHKに出向き、『のど自慢イン台湾』のゲスト出演の際に知り合ったNHK理事と、小林が大河ドラマ『花の乱』(94年)に出演した時の番組プロデューサーだった現理事に、紅白出場を直談判したという。

 これで風向きは変わったようだ。ある音楽プロ関係者は「NHKも、ここまで話題性が高まった小林を出演させることは、オイシイと感じだしたんでしょう。くだんの大物芸能プロオーナーはいまだ反対しているようですが、彼の言いなりにはならないはず。小林の出場は堅いですよ」という。

 一方、小林の出場をのむ代わりの交換条件ではないだろうが、この大物芸能プロオーナーが推す香西かおりが、07年以来、久しぶりに出場する可能性が高そうだ。

「香西は出場15回を誇るベテランですが、ここ数年は落選していた。今年はデビュー25周年を迎えて、是が非でも出場を果たしたいと、早いうちから水面下で動いていた。5月に発売された『酒のやど』の出版権の一部を大物芸能プロオーナー側に渡すことで、プロモーションをバックアップしてもらっているんです。その流れの中で、この芸能プロオーナーが紅白出場も猛プッシュしている。このままいけば、出場は間違いないでしょう」(レコード会社関係者)

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