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富も名声も手に入れたはずが……売れっ子文化人・姜尚中が抱える複雑な家庭問題

「大増税でも社会保障は充実せず、国民の負担だけが増えて、増税分はシロアリに喰われていくだけです。今からでも遅くないから、負担増ばかりが国民を襲う現実を公表し、改めて増税の是非を議論すべきです」

 消費税増税を民主党以上にリードした自民党が、次の総選挙で与党に返り咲いたとしても、増税見直しなどできるわけはない。国民はこの怒りをどこへ向ければいいのだろうか。

 今をときめく売れっ子文化人・姜尚中東大教授(62)のスキャンダルとなれば、読んでみたいのは誰しも同じであろう。この文春の記事が文句なしに今週のグランプリ。

 熊本県で生まれ、両親は戦前に来日した韓国人。幼い頃は粗末なバラックに百世帯以上が肩を寄せ合うように生活していたと、自著『在日』(講談社)に書いている。両親の廃品回収業が成功して、彼が6歳の時にそこを出る。しかし、在日として生きる悩みは深かったと姜が話す。

「中学校で、在日は僕一人だったと思います。異性を意識するようになり、好きな子が出来れば、自分が在日と知れるのが嫌で、勉強は、まあ出来たし、野球も出来ましたが、何とか高校へ進学したものの、野球部を辞めました。中・高は楽しくなかった。その代わり本をたくさん読みました。それが今につながっていると思います」

 その後、一浪して早稲田大学に入学。政治思想を専攻して大学院に進み、西ドイツへ留学したそうである。

 日本名を捨てた時期や、初めて韓国を訪れた時期などに本人と周囲の人間との齟齬はあるが、これは省く。

 在日コリアン向けの論壇誌に気鋭の論客として登場し、これがテレビ朝日のディレクターの目に触れ出演依頼が来る。そこからスマートな容姿と説得力のある話しぶりで、テレビの寵児となるのである。

 文春らしく、姜の北朝鮮寄りの発言を、在日コリアンの人権問題について活動してきた川人博弁護士にこう批判させている。

「彼は、自分の母親をはじめ在日が苦しんだことは書きましたが、現在の在日を苦しめている北朝鮮の独裁体制のことは書いていません。小泉訪朝後様々な理屈を並べ、北朝鮮の体制維持に向けた発言を繰り返していました」

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