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富も名声も手に入れたはずが……売れっ子文化人・姜尚中が抱える複雑な家庭問題

 5年前の総理辞任後、安倍は「文藝春秋」で、自ら厚労省が難病指定する「潰瘍性大腸炎」であったことを認めている。大腸に潰瘍ができる病気で、下痢、粘血便の症状が出て、発熱、体重の減少が起きるという。原因は明らかではないようだが、ストレスや遺伝的な要因が考えられるらしい。

 当時、首相秘書官だった井上義行がこう語る。

「辞める二ヵ月ほど前から、総理執務室の後ろにベッドルームをつくり、私服を着た医師を入れて毎日点滴を打っていました。トイレに行く回数は、一日、何十回ではきかないくらい」

 そんな安倍を見ているだけに、彼は今回の出馬にも慎重だったという。

 そんな人が総理になって大丈夫なのか? また体調を理由に総理の座をほっぽり出してしまうのではないか? 当然の疑問であろう。だが、その安倍に朗報が届く。潰瘍性大腸炎に効く「アサコール」という薬が日本で発売されたのだ。

 この薬で病気は「ほぼ完治した」とアピールするため、総裁選の決起集会では3,500円のカツカレーを完食するパフォーマンスも見せた。

 文春は、それでも信用ならんと、首相辞任の際発表したのは「潰瘍性大腸炎」ではなく、「機能性胃腸障害」だとし、「アサコール」は潰瘍性を抑えられても機能性のほうが発症するリスクはあると追及する。

「潰瘍性大腸炎も機能性胃腸障害も、完全に治る病気ではないのでコントロールすることが大切です。これらは、頑張りすぎる人がなる病気。患者さんには百点ではなく七十五点合格主義を勧めています」(鳥居内科クリニック鳥居明院長)

 次の総選挙で自民党が勝てば、安倍総理が誕生する可能性大である。難問が山積する中、75点主義でのんびりやられてはたまらないが、さりとて頑張りすぎて、首脳会談の最中に何度も中座してトイレに入っていたのでは、まともな話し合いなど期待できはしない。また、任期半ばで放り出してしまう姿が浮かぶようである。

 先週の週刊ポストのタイトルが絶妙であった。「『結局、安倍かよ~』というとてつもない空虚感」。その通りである。

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