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『メタルギア』シリーズラインナップ推し! TGS2012コナミ・コジプロステージまとめ

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 周知のとおり、『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』は当初『METAL GEAR SOLID RISING』として制作が進んでいたが、中途で開発が頓挫。企画内容を大幅に変更し、プラチナゲームズとのコラボレーションで完成にこぎつけつつあるところだ。

 やはり仕切り直しの際には激しいやりとりがあったようで、その辺りの事情が生々しく当事者の口から語られている。

「ウチで開発しましょうと始まったときに、シナリオを変えることも恐れずに、という話をしていました。これまでのものを捨てるということではなく、アクションゲームとしてステージを組んでいくうえで、変わるところもあるだろう、と。けれども、玉利さんが『おれが心血注いで書いたシナリオを一字一句変えるなど、なぜしないといけない』というところからスタートした。たぶんそこがいちばんのどん底で、真っ青になったのが是角プロデューサー」(稲葉プロデューサー)

「結局、全部新しくイチから書きましたからね。話し合っていくうちに、これは中途半端に変えたらクソゲーになると確信したので、やるんだったら全部書き直しましょう、と。前のシナリオはぼくのパソコンに眠っています」(玉利リードライター)

 アフレコの際には玉利リードライターと齋藤健治ディレクター(プラチナゲームズ)のあいだで、収録された音声をめぐり、あっちのテイクがいい、こっちのテイクがいいと、何分間も口論(玉利リードライターによれば「建設的な議論」)になっていたという。あらゆるユーザーの厳しい視線に晒される『メタルギア』シリーズだけに、制作者にのしかかるプレッシャーも相当なものだろうが、激しいぶつかり合いを経ているからこそ、人前に出せるという自信が生まれたのかもしれない。

 『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』の体験版は10月25日発売の『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』にプロダクトコード同梱というかたちで付属。『METAL GEAR SOLID SOCIAL OPS』がサービスインし、来年2月21日に『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』の発売が予定されている。

 その先の『METAL GEAR SOLID GROUND ZEROES』へ向け、進化する様子を見せ続けてもらいたいものだ。

最終更新:2012/10/11 17:49
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