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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > GACKTが義援金を……!?

立件もありうる……? GACKT元スタッフから「義援金集金後に海外旅行や高級品購入」の証言も……

 このA氏はその後、国税の聴取や「週刊文春」への取材にも協力し、自身の見聞してきたGACKTや長谷川社長周辺のきな臭い動きを告白している。今回、A氏に話を聞くことができた。

「寿司屋の問題については、GACKTは直接関与はしていませんが、義援金については当事者のひとりです。3.11後に集めた義援金ですが、私は長谷川氏の側近から4億円近く集めたと聞きましたが、現時点で約2億円の寄付しか実施されていない。明らかにおかしいと思いました。それに、義援金を集めた後の昨年5月くらいから、GACKTも長谷川氏も海外旅行に行ったり、高級品を購入したりと、それまでになかった贅沢を始めたんです」

 A氏は国税の聴取も受けている。そこで調査官は、具体的にどのような容疑ついて調べているかは口にしなかったが「長谷川もGACKTも持っていく(立件する)」と意気込みを見せていたという。

「国税には知っていることはすべて話しましたし、今後も聴取には協力していくつもりです。ただし、査察は十数箇所の関係先に入っており、押収した資料を分析するだけでも相当な時間がかかるようです。関係者の立件は、まだ先になるのではないでしょうか」(A氏)

 GACKTに関しては、彼が中心に結成するも、今年7月に解散したバンド「YELLOW FRIED CHICKENz」に関するトラブルもあったようだ。ある音楽関係者が語る。

「LUNA SEAの真矢やRIZEの元メンバーのユーゾーなど、実績あるミュージシャンが参加していたバンドなのですが、大々的にブチ上げた欧州ツアーもうまく行かず、ギャラの支払いに関して、メンバーやスタッフから不満の声が出ていたと聞きました。GACKTや長谷川氏に対する不信感も募っていたようで、7月に解散せざるを得ない事態に追いやられたんです」

 さらに、GACKTの自宅兼事務所のあるビルに務めていたスタッフの中にも、彼らに恨みを持った形で退社した者がいて、釈由美子との関係など、GACKTのプライベート情報を週刊誌にもたらしたようだ。

 GACKTは9月25日、自身のブログで「僕は快楽の為に金は使わない。見栄を張るための金も使わない。自分にとって必要なこと、ここは使うべきと判断したらバッと使う」と語っているが、少なくともお金に潔癖であれば、マルサに目をつけられることなどなかったはず。長谷川社長周辺の不穏な動きに巻き込まれた面もあるだろうが、一連のスキャンダル噴出が、自身の不甲斐なさに起因しているという謙虚さがなければ、今後も似たような騒動は起きてしまうかもしれない。

最終更新:2012/09/29 00:13
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