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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 三谷幸喜が役所を重用するわけ

「セリフを覚えるまで山にこもる」三谷幸喜最新作『清須会議』主演が役所広司に決定

ykouji.jpg『監督の油―「ガマの油」
オフィシャルブック』(ポプラ社)

 三谷幸喜原作の『清須会議』が来年映画化されるのだが、その主演がついに決まったという。

「これまでの三谷作品でもおなじみの、役所広司さんです。ほかには、常連の西田敏行さんも出演します。三谷さんいわく『信じられないくらいの豪華キャスト』というので、まだ発表されていないキャストが楽しみです」(映画関係者)


 役所は、三谷の映画『笑の大学』や『THE 有頂天ホテル』でも主演を務めたが、どちらも役所以外にも主役クラスのキャストが出演していた。それなのに、三谷はなぜこれほどまで役所を重用するのだろうか?

「それは、役所さんの役に対する姿勢を三谷さんが買っているからだそうです。具体的にいうと、彼はセリフを覚えるときに、ひとりで山ごもりをしてるんです。『山は静かだからセリフが頭に入りやすいんです』と説明していました。家族もマネジャーも同行しておらず、相当ストイックですよ」(芸能事務所関係者)

 そのストイックな姿勢が評価されたのか、今年の春には紫綬褒章が日本政府より贈られた。

「いまや三谷さんの作品で、役所さんは欠かすことのできない役者さんですからね。三谷さんが言うには『替えのきかない役者のひとり』だそうです」(同)

 題材の『清須会議』とは、織田信長の後継者を決めるために開かれた会議のこと。三谷にとって、これだけ寵愛する役所の後継者を探すのは大変なことかもしれない。

最終更新:2012/09/27 10:00
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