トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > AKB48じゃんけん徹底総括!
“女・有吉”梅田彩佳が“連勝女王”小嶋陽菜を撃破!!

「AKB48じゃんけん大会」“名勝負数え唄”分析 対戦結果から見えたAKB48の未来

<決勝戦>

○島崎遥香 vs 仁藤萌乃×
芸術家気質の天才×新世代ルーキー対決

akb_jnkn091.jpg

 『芸能界特技王決定戦TEPPEN』(フジテレビ系)で、芸能界書道ナンバー1に輝いた際の衣装で参戦した仁藤萌乃は、前回覇者・篠田麻里子、第1回優勝者で同期の内田眞由美も破り、5戦連続パーで一発勝利。ついに決勝戦までコマを進めた。

akb_jnkn092.jpg

 彼女が対戦するのは、次世代エース候補の島崎遥香。ダンスのキレもお辞儀の角度も甘く、“ぽんこつ”と評される。そんな彼女には苦い思いをした時期があり、当時研究生10人が出演したCMに自分は起用されず、軽度だが、円形脱毛になった過去を明かしている。一時は卒業も考えた島崎だが、同じアイドル好きの先輩・指原莉乃には悩みを打ち明け、「指原さんは私のすべて」とGoogle+で綴ったこともある。じゃんけん大会で島崎は、第1回は当時研究生で、予備選に敗れて不参加。第2回も初戦で敗れている。だが、今回は初戦でHKT48・中西智代梨に勝ち、続いて同期の永尾まりやのチーム4対決にも勝利し、選抜入りを確定。さらに新チームBで同じチームになる柏木由紀も負かし、同期の中村麻里子、横山由依も撃破し、決勝へ出陣。

 前回、前々回の覇者を破った仁藤か? 同期を3人倒して、彼女たちの思いも背負う島崎か? ついに迎えた決勝戦では、仁藤は前方と後方にお辞儀をしてストイックに“闘拳台”へ向かったのに対して、島崎は笑顔を浮かべてトコトコと舞台へ。ずっとパーを出し続けてきた仁藤に対し、島崎は永尾との対戦以外チョキを出し続けており、決勝でも両者の姿勢はそのままで、島崎が優勝を手中に収めたのだった。次世代エース候補が見事、じゃんけんの神に選ばれるかのように、センターに立つことに決定した。

akb_jnkn10.jpg

総括~運に選ばれた新エースと、タフネス“2等”萌乃……新旧世代の闘争から生まれる、新たなシナジー効果

 同じグループで、1歳差ながら、まったく違う道を歩んできた島崎遥香と仁藤萌乃。9期の加入当初から「ヤングジャンプ」(集英社)の表紙に選抜常連メンバーと共に参加し、一時的に辛酸を舐めながらも、再び次世代エース候補となった島崎。一方、5期の中でも持ち前のタフネスはスタッフからの評価も高く、多彩な才能を開花させている仁藤。唯一起用されたシングル「涙サプライズ!」以来、実に3年ぶりの選抜入りとなった。クールな彼女だけに、この3年間はさまざまな葛藤もあったはずだが、今年はミュージカル『ピーターパン』に挑み、全力で演技と向き合い、あらためてステージに立つ喜びをかみしめた年でもあった。

 両者の違いは、終了後の会見でも垣間見え、29thシングルについて聞かれると島崎は「普段、秋元(康)先生からも『ぽんこつ』と呼ばれているので、題名になりそう」とマイペースに答えると、ほかのメンバーから口々に「イヤだ~」とツッコまれた。すると、仁藤は「私はあんまりぱるるみたいにかわいいキャラじゃないので、アイドルっぽいのはキツいかな。大人っぽい曲がいいですね」と語り、両者の違いからどんな楽曲に昇華されるのか、新たな化学反応が起こりそうだ。あるいは、篠田麻里子、前田亜美、阿部マリアら高身長メンバーを生かした曲、板野友美、梅田彩佳、松原夏海らをフィーチャーしたダンスナンバーなど29thシングルはさまざまな可能性が想定できそうだ。

123456
ページ上部へ戻る

配給映画