元祖メガネっ娘アイドルが“ビンタ女子”に大変身!? トーキングブンブン、草食系男子に物申す!
時東 tatsuoさんの頭の中には、最初からあったのかもしれないですね。先日、中国のフリーペーパーの表紙とかもやらせていただいたんですけど、海外での活動は、新しい反応をいただけるので、少しずついろんな国でやれたらいいなって思います。
――事務所移籍から約1年がたちますが、環境の変化などは感じますか?
時東 私はなるべく打ち合わせに出て、自分の意見を言ったり、人の意見を聞きながら仕事がしたいタイプなんですけど、それが前はできなかったし、「与えられたものを忠実に再現する」っていうのが今までのお仕事だったんです。でも今は、頭にやりたいことがパッと浮かんだ時、それを言ってみたら「面白い」って言ってくれる人たちがいる。自分で発信することができてるなって思います。
――雰囲気も少し変わりましたよね。以前は黒髪で古風なイメージでしたけど、現在は今っぽいというか。
時東 デビュー当時、たまたま大学受験の時期で黒髪にしていて、それが印象づいてしまったんです。それまでは髪にエクステ付けたり金髪にしたり、普通の17歳をやっていたので、自分の中でずっと違和感がありました。それに当時はなんでか分からないんですけど、言っちゃいけないフレーズとかがあったんですよ。例えば「頑張ります」を言っちゃいけないとか。当時は理由を聞けなくて、自分の中でモヤモヤを秘めていた時期はありましたね。
実は私、この業界に入ってから、自分をアイドルって言ったことは一度もないんです。「ミスマガジン」(2005年)のつんく♂賞をいただいた時も、アイドルになりたくて応募したわけじゃないですし。アイドルって、ジャンルじゃなくて、英語での「idol」の意味の通り、人から言われるものだと思ってるので。「アイドルとして見られたい」とかじゃなくて、エンタテインメントというか、とにかく「面白い」と思ってもらえるような活動をしたいなって思ってるので、アイドルとしてパフォーマンスしたことはないですね。
――トーキングブンブンとしては今後、どうなっていきたいですか?
時東 とりあえず曲数を増やして、アルバムを出したり、ライブしたり、少しずつでいいので着実に、焦らずやっていきたいと思ってます。今回、歌を再開したことで、ファンの皆さんが「戻ってきてくれた」とか「やっぱ、ぁみちゃんは歌ってる時が一番輝いてるよ」とかって言ってくれたんです。ファンの皆さんが応援してくださる間は、トーキングブンブンとして納得するまでやり続けて、今までにないアーティストになれたらいいなと思ってます!
(取材・文=林タモツ/撮影=尾藤能暢)
トーキングブンブン公式サイト
<http://ameblo.jp/talkingbunbun/>
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