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“三流コンビニ”ファミマが初音ミクキャンペーンで起死回生

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます!

■「Business Journal」人気記事(一部抜粋)
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■特にオススメ記事はこちら!

“三流コンビニ”ファミマが初音ミクキャンペーンで起死回生 – Business Journal(9月11日)

post_670.jpgミクタソきゃわわ。(「ファミリーマート HP」より)

みっくみくなファミマ@池袋で見つけた ミクさんほぼ全部!! – 週アス+(8月14日)

 8月14日から全国のファミリーマートで行われている初音ミクとのコラボキャンペーンは、ボーカロイド(ボカロ)が、CMとしてお茶の間にまで浸透するという画期的な企画となった。このキャンペーンに伴って販売された「はちゅねミク肉まん」も、販売開始当初こそ「グロい……」との声もあったが、20日間で約60万個を売り上げる大ヒット商品となった。

 この初音ミクキャンペーンで、力のかけ方が桁外れな店舗が、本記事の取り上げる「東池袋セイコービル店」。ガラス面、店内什器、内装、等身大パネル……と、どこを見回しても“みっくみく”な状態。同店を目指し、全国からファンが集結している。

ファミマ社長「業界3位とは三流ということだ!」 “ゆでガエル社員”を叱咤 – SankeiBiz(8月25日)

 2000年より親会社の伊藤忠からファミリーマートに送り込まれた上田準二社長。彼によれば、当時、ファミリーマートは業界3位という現状に甘んじており、社員はお湯の沸騰にも気づかずに死んでいく「ゆでガエル」のような状態だったという。

 商品棚の陳列がセブンイレブンやローソンのモノマネばかりだったファミマを変えようと立ち上がった上田。全国の管理部署に自ら足繁く通い、現場担当者と頻繁に意見交換を行った。その結果、ボトムアップの意見を積極採用することに成功し、経営計画未達が当たり前だったファミマ凋落の危機を乗り越えたエピソードをインタビューで語る。

ファミマでPBブランドの統一・「ファミコレ」展開へ – Garbagenews.com(8月30日)

 しかし、そんな社長の哲学も、すべての事業には徹底されていないようだ。ファミマでは10月下旬より新たにPBシリーズ「ファミリーマートコレクション」を展開する。これまで販売されていたPBを整理統合し、ブランド力をアップ。日配品、加工食品、パン、飲料などさまざまなカテゴリーで約500種の商品を展開する。

 通常の価格を抑えたPBだけでなく、高付加価値商品もシリーズ化することで、さらにブランド力をアップさせたい考えだが、これらの戦法は、すでに、ローソンやセブンイレブンなどで実施済み。業界上位2社をモノマネで追従するファミマ、流行の波に乗り遅れまいとする慌てぶりが目に浮かぶようだ……。

商品開発に高校生の力 ファミリーマート、提携校数4倍に – 中国新聞(8月27日)

 地域限定の地産地消商品を高校生とともに開発するファミマ。これまで年間5校前後だった提携数を、一気に20校にまで拡大する。商品開発チームが高校生に向けてマーケティングなどを講義しながら、レシピだけでなくパッケージや商品名まで生徒たちが考案。13年度より高校の新学習指導要領でも「商品開発」の科目が新設されることが決定しており、今後この動きはさらに活発化していきそうだ。

 一昨年、島根の高校と開発した「ぜんざい風ミルクプリン」「ぜんざい風シュークリーム」は、その人気から全国販売も行われるほどのヒットを記録した。「ゆでガエル」の社員には思いつかない高校生の柔軟な発想を取り込んで業界3位の座を死守……と、揶揄されないためにも、初音ミクに続く次なる一手を見せてほしい。
(文=萩原雄太/かもめマシーン)

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最終更新:2012/09/12 14:00
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