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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 美元がオフィス北野に門前払い?
本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

「たけしの事務所に入れてほしい」も門前払いの美元 高嶋政伸との“泥沼離婚法廷”は続く……

migen0914.jpg美元オフィシャルブログより

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 妻・美元と“泥沼離婚裁判”を抱える俳優の高嶋政伸が、9月7日放送の『金曜プレステージ 西村京太郎スペシャル 十津川刑事の肖像6』(フジテレビ系)に主演していた。だが、十津川刑事役を演じる高嶋の人相が悪くなり、悪徳刑事に見えたのは筆者だけだろうか?

 美元と直接対決した“離婚裁判”が6月1日に開かれ、証言台に立った高嶋は、美元のストーカー行為を具体的に挙げて、「殺されると思った。25年の芸能生活をなげうってでも離婚したい」と語った。マスコミ的には興味がそそられる展開だが、高嶋の証言で、今まで幾度もマスコミに取り上げられてきた“高嶋ファミリー”の温かなイメージは打ち砕かれた。美元の反論は9月19日に行われる予定だが、すでに裁判所には高嶋のDVを証明する音声テープが証拠として提出されているだけに、19日の公判が再び大きく注目されることは間違いないだろう。

 その間に、美元は所属プロを解雇された。“高嶋ファミリー”は芸能界に実績があるだけに、なんらかの圧力によって、もしくは事務所の“自主規制”によって、美元がクビにされたのは想像に難くない。所属事務所は「発展的な道を考えた。フリーになったほうがもっと自由に仕事してもらえると思った」などとコメントしているが、要は、自社のタレントである美元が高島ファミリーと対立していると、業界内においてさまざまな支障をきたすわけだ。

 その美元は、クビになった後、「ビートたけしの事務所に入りたい」と周囲に漏らしたという。ほかの大手芸能プロやテレビ局などとは比較的しがらみが少ない、たけしの事務所なら、自由な活動ができるとでも思ったのだろうか。

 たけしの事務所は「オフィス北野」。以前、東京スポーツのレギュラーインタビューの仕事で会った際に「たけしさん、美元がたけしさんの事務所に入りたいと言ってますよ」と言ったら、「美元なんて外人、知らねえよ」「高嶋政伸と離婚でモメている女ですよ」「あっ、そうか。冗談じゃねぇよ。うちの事務所は山本モナでヒドい目に遭っているからね。かかわりたくないよ」と一笑に付された。

 美元の言動を見ている限り、どこの事務所も彼女を預かるところはないだろう。美元の自業自得ともいえるが、見方を変えれば、高嶋は離婚騒動を通じて、美元をそこまで追い込んでしまったということだ。いくら美元のストーカー行為でストレスが溜まったとしても、公の裁判で、一度は愛した美元の異常行為を暴露するというのは男として情けない。その高嶋の弱さは、貧相な表情となって顔に表れている。ゆえに、十津川刑事がまるで悪徳刑事に見えた。これでは、作家の西村京太郎に失礼だ。これ以上、醜態をさらけ出さないためにも、とっとと美元に慰謝料を払って、示談を成立させたるのが、お互いの芸能生活を守るための最善の方法だと思うが。
(文=本多圭)

最終更新:2012/09/12 12:00
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