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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『テルマエ・ロマエ』の快進撃

「出演者全員に金一封も!」フジテレビも予想外だった『テルマエ・ロマエ』の快進撃

terumaeromae.jpg映画『テルマエ・ロマエ』公式サイトより

 興行収入59億4,000万円を記録した、阿部寛主演作『テルマエ・ロマエ』が台湾でも公開され、興行ランキング1位を獲得した。

「日本の実写映画が台湾の興行ランクで1位になるのは、2006年に公開された『着信アリFinal』以来、実に6年ぶりの快挙です。4月にはイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で観客賞のひとつ『マイムービーズ賞』を受賞し、カナダ・トロント国際映画祭でも上映されたりと、日本だけでなく海外でも認められています。今後は、台湾に続いてイタリア、スイス、フランス、ベルギーなど20以上の国と地域から配給オファーが寄せられており、思わぬヒットとなったフジテレビはウハウハですよ」(映画関係者)

 正直、フジテレビ内でも誰もここまでのヒットを予想していなかったというのだ。

「30億いけば大ヒットと考えていたようで、予想の2倍以上ですからね。フジテレビは、このヒットを受けて、阿部さんや上戸さんなど、出演者全員に金一封を送ったそうですよ」(同)

 その気になる中身は……。

「一律3万円だそうです。ただ、エキストラを除く出演者全員ですから、総額300万円以上の出費だったそうです。それでも、痛くもかゆくもないでしょうね」(芸能事務所関係者)

 一説には、予想外の大ヒットを受けたことで、すでに続編の制作が決まったという話もある。

「フジテレビとしても、ドル箱の『踊る』が終わった今、『海猿』だけでは厳しい。そこで、また『テルマエ』の続編を作ってもおかしくありませんね」(前出の映画関係者)

 二匹目のドジョウはいるのか──。

最終更新:2012/09/11 16:13
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