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「守りたい、家がある」話題の武装集団がサイゾー編集部に宅外派遣!

「夢は国立競技場で大集会!?」コスプレ界を席巻する、自宅警備隊の秘めたる野望

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――確かに、違和感ありまくりですからね。会場での評判もよかったんじゃないですか?

鰐軍曹隊長 「私としては、こういう格好はしていても普通に写真を撮りに行くつもりだったんですが、予想外にウケてしまい、逆にいっぱい写真を撮られちゃいまして。コレはもう少しちゃんとしたコスプレにすれば話題になるんじゃないかと。それでヘルメットに『SWAT』(アメリカの特殊火器戦術部隊)みたいな感じで『NEET』とペイントして、自宅警備隊の腕章を作って着けたりして。そうこうしているうちに、なぜか『ボクもやっていいですか?』みたいな感じで入隊希望者がどんどん増えていったんです」

――入隊希望する方って、やっぱり「ちょうどサバゲー用の装備を持っているからやってみよう」みたいな人が多いんですか?

鰐軍曹隊長 「いや、実はミリタリー好きの人ってあんまりいないんです」

隊員 「アイドル好きとか、バンドマンとか、アニメおたくとか、趣味はバラバラですからね」

鰐軍曹隊長 「だから、自宅警備隊をやりたくて装備一式を揃えたという隊員もいますし、もともとコスプレイヤーですらなく、自宅警備隊が初めてのコスプレという人も少なくないんですよ」

――ちなみに、この装備を一式揃えようとすると、いくらくらいかかるもんなんですか?

鰐軍曹隊長 「結構ピンキリですね。安い人だと1万円で全部揃えた方もいますし、まあ上を見ると際限がないですよ。それこそホンモノの装備を揃えた人もいて、そうなるとヘタすりゃ数十万とかかかっちゃいますから」

――数十万って……ニートにはとても買えない値段ですよ!

鰐軍曹隊長 「そこはね、お母さんのスネをかじって」

――さすがニート! イチから装備を揃えてでも参加したい自宅警備隊の魅力って、どこにあると思いますか?

「ミリタリー系のお店に行って買ってきさえすれば誰でもできるという気軽さもよかったのかもしれませんけど、何よりこの格好だと顔が隠せるじゃないですか。同じような格好をした人もたくさんいるから、個人が特定されなくて恥ずかしくないというのもあるかもしれませんね」

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