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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > アントニオ猪木「IGF」で内紛

「プロレスはもうダメなのか」順調だったアントニオ猪木のプロレス団体「IGF」でも内紛が……

igf.jpgアントニオ猪木 IGFプロレスリング

 まったくの斜陽となってしまったプロレス業界。両国国技館や日本武道館クラスで興行が打てるのは、せいぜい老舗の新日本プロレス程度で、それでも年間での回数はゴールデンタイムでテレビ放映されていた80年代からは激減した。

 その一方で、違う活路を見だし成功しているのが、アントニオ猪木率いる「IGF」だ。その顔の広さで、外食産業大手をタニマチとして獲得。さらに、ギャラの未払いの続いていた「K-1」から、ジェロム・レ・バンナやピーター・アーツらを引き抜き、中国進出をぶち上げるなど大成長を遂げた。が、最近“GM追放劇”があったというから穏やかではない。

「ジェネラルマネジャーの肩書だった元レスラー・宮戸優光が、現場から外されたんです。表向きは『現場を離れて新人育成に専念』ということですが、実情は所属選手に総スカンを食っていたから。宮戸さんは、水道橋博士も通うジムの経営者としても知られ、猪木さんもその手腕に期待していましたが、そもそもレスラーとしての実績も実力もなかった。しかも、現役を退いた今でも、プレイヤーというより、まだ『プロレスファン』みたいな脳みそなんです。そのため、いまだにスクワット1,000回とか非科学的なトレーニングもさせるし、プロレスの仕組みを知らないのか理想論なのか、普通にケツ(試合の決着の申し合わせ)も決めずにガチンコをさせたりする。GMに就任したころ、超レジェンドの初代タイガーマスク・佐山聡さんを前座試合に組んでしまい、バックステージで土下座させられる事件もありました」(プロレスメディア関係者)

 後任にはケンドー・カシンこと石澤常光の名前もネットなどで挙がっているが。「それはない。本人にやる気がない」とは同関係者。

 どの団体も軒並み問題を抱え、新たなスターなど生まれようもないプロレス業界。このまま追憶の彼方に消え去ってしまうのだろうか?

最終更新:2012/09/06 10:00
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