「ただの水が腐るのか」おいしい水の賞味期限ってどれくらい?
#Business Journal
『ミネラルウォーターに賞味期限ってどうしてあるんですか?』
担当者 ちなみにお客様は2リットルのサイズをお召し上がりいただいておるのでしょうか?
——小さいやつですね。
担当者 550ミリリットルですね。それですと、ボトリングしてから1年という期間を設けております。それに従い中身が美味しくいただける期間として設けたものが、賞味期限となっております。
——2リットルだと違う?
担当者 2リットルだと少し伸びまして、ボトリングしてから2年でございます。
サイズによって賞味期限が違うとは知らなかった。どうしてそんな違いが出るのだろうか。
担当者 同じ中身であってもやはり容器の種類や大きさによって外部から受ける影響に差が出てしまうようなんですね。それでやはり550ミリリットルと2リットルで賞味期限が異なるんですね。550ミリリットルだと表面積が少ない分、外部から受ける影響が多くなるということですね。大きい容器ですと分散されるということでもあるようですね。
表面積が大きい方が、外部からの影響を受けるような気がするが。ちょっと釈然としないが、ここは担当者の言葉を信じることにしよう。
さて、ここからが本題。どうしてミネラルウォーターにも賞味期限があるのか?
担当者 容器に傷などがなくて外気などに触れていない状態であれば、基本的に衛生面は保たれた状態にはあります。ただ、保存料ですとかそういったものを一切加えておりませんので、そういうお水ですから、ボトリングしてから美味しく飲んでいただける期間がどうしてもございまして。それを過ぎますと衛生的には問題ないけれども、臭いが強いものが周りにあると、ペットボトルの容器を通しまして移り香をしてしまったりするので、風味の部分で美味しく召し上がっていただけない可能性があるようでございます。
——味が変わってしまう可能性があるということですね。
担当者 ないこともあるんですが、保管の状況それぞれお客様ごとに異なりますので、保管状況が問題なければ味も変わらず、そのままお召し上がりいただけると思います。
ちょっと説明がわかりにくいので、別ルートで得た情報で補足説明すると、ペットボトルにはわずかな気体透過性があるそうだ。そのため、強い臭気がまわりにあると、中身に臭いが移ることがあるという。
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