大躍進は確定的な橋下徹と大阪維新の会に、週刊誌の評価は真っ二つ!
#元木昌彦 #維新の会
「要するに、政治家にとって政策は衣装。橋下氏が望むなら、どんなコスプレでも厭わないというわけだ。そもそも、安倍氏にしても、大の原発推進派で消費税増税賛成と、橋下氏と政策は全く逆方向なのである」
さらに橋下が敬愛する石原慎太郎都知事の息子・伸晃が8月初めに橋下と会談したが、
「こちらはチーママが大女将のコネで若旦那に『どうか私を選んでおくんなまし』としなをつくっているかのよう」
と茶化す。
したがって、絶対裏切らないのは石原都知事だけで、橋下が「役に立たないと判断すれば、躊躇なく伸晃を切り捨てるはずです」と、石原と橋下をよく知る人間にいわせている。
「大阪維新の会」は衆院選までに400人規模の候補者を擁立するといわれる。
ブームに惑わされることなく、候補者を見極めて一票を投じなければ、民主党よりもひどい政治になりかねない。なにしろ橋下大阪市長以外の候補者たちについては、われわれは何も情報を持っていないのだから。
佳作3は、8月27日に大阪・西成区の区民センターで開かれた「西成特区構想を考えるシンポジウム」の様子を伝えたポストの記事。
西成を変えることが大阪を変える第一歩と位置づける橋下大阪市長にとって、改革の重点地域である。
この日は市特別顧問の鈴木亘学習院大学教授らが特区の方向性を説明し、住民とのディスカッションが行われた。600人の会場に650人が詰めかけ、怒号が飛び交ったという。
「あいりん地区の簡易宿舎をゲストハウスエリアとして国際観光の拠点にする? そんなトコに外人が来るかい!」
「人口が減少して保護費の出費が減っていくっていうのは、人(受給者)が死ぬのを待つわけかッ?」
「一貫校もええが、通学路問題はどうするねん。小学校の校門前で朝からエロ本が売られとるんやで。買いに来るおっさんと子供たちが一緒に歩いとるのを知ってまっか」
治安問題では、鈴木教授が「警察は協力的」だというと、
「アンタのような偉い先生には紳士的やろが、ワシらにはボロクソや。通報しても何もしてくれん。自転車泥棒を捕まえるくらいしか能がないで」
と手厳しい。
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