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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 夏ドラマ視聴率壊滅の裏事情!
テレビ辛口研究所

「ジャニーズもワースト記録更新確実!?」夏ドラマの視聴率が全局壊滅状態の深い理由

「今は、連続モノのドラマは少し敬遠される傾向がありますね。刑事モノなど、コマ切れでも楽しめるもののほうが好かれるようです。制作側も、謎解きモノなど1話完結に近い作りにしたり、工夫はしているようですが」

 “連続ドラマ”ではあるものの、毎週ストーリーを追いかけなければならないものは、あまり見てもらえなくなっている。

「これはもう、時代の流れとしか言いようがないですね。以前から、ゲームやケータイなど、いろいろなことをコマ切れにやる生活が当たり前になってきています。テレビの見方も、コマ切れに時間を有効に使う選択肢のひとつになっているんですね。それが、連ドラがなかなか視聴率を取れないところにつながってくると思います」

 9月に入り、ストーリーもクライマックスに向かうものがほとんどだが、最終回に向かうにつれ、どんどん視聴率が上昇するパターンになることもあるだろうか?

「ないでしょうね。そういったものは、最初からある程度は数字が出てるので。初めから低いものは、どうしようもないですよ」(同)

 10月スタートの秋ドラマがスタートすると、この状況も少し改善するはずだという。

「出演者にも力を入れたり、それなりに話題のドラマを出してくるはずです。レジャーも減ってきますし、気持ち的にはちょっと集中するような季節でもありますから、じっくりテレビを見る時間というのも出てくるんじゃないでしょうか」(同)

 いずれにせよ、夏ドラマの見込みはなさそうで、やはり現状のまま、ワースト記録更新というドラマが何本も出てきそうだ。

最終更新:2012/10/10 15:56
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