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昆虫少年だった福岡氏はある日、台風で横倒しになった大木に、野外でも図鑑でも見たことがない小さな虫が貼りついているのを発見する。図書館で調べられるあらゆる図鑑を調べたが、どこにも載っていない。「これは新種の発見では?」と高鳴る胸を抑え、その虫を入れた小瓶を握りしめて上野の国立科学博物館に持ち込んだ。親切な係員の誘導でバックヤードに通され、詳しい先生に見てもらえるという。その先生こそ、日本の昆虫学の権威・黒澤良彦氏だったのだが、黒澤氏はその虫を虫メガネでしばらく調べてから、こう言ったという。「これはありふれたカメムシの幼虫です」。しかし、福岡少年はがっかりするどころか、“虫の研究を職業としている人がいる”という大発見に興奮し、そしてこれが研究者を目指すきっかけになった、と。
研究所は、「知らないものを見てみたい」という私たちの好奇心に対し、広く門戸を開いてくれている場所でもある。研究所見学を通して、今まで知らなかった世界や少し先の未来に触れることで、世の中の見方が少し変ってくるかもしれない。