「落ち目イメージも意外と稼げる!?」ついにTRFのSAMも……有名タレントが深夜の通販番組にこぞって出演中
連日連夜、各局が放送していたロンドン五輪が閉幕したが、五輪前のプログラムに戻った民放・BS各局の深夜帯でやたら目に付くのが通販番組だ。
「昨年6月に改正放送法が施行され、テレビ各局は通販番組の放送時間の割合を自主的に公表した。昨年7月~9月期だと民放ではフジテレビが最少で2.2%、テレビ東京が最多で12.5%。BS局は軒並み30%を超えた。出演するタレントのギャラは各通販会社が負担し、制作は下請けに丸投げで制作費が格安だから、テレビ局はボロ儲け」(放送作家)
かつて通販番組といえば、落ち目のタレントが出演するイメージが強かったが、いまやタレントたちにとってもおいしい稼ぎ口なのだとか。
「通販会社のオーナーがファンのタレントをキャスティングする場合が多く、生稲晃子、新田恵利ら元おニャン子クラブから小柳ルミ子、島田陽子ら大物までが出演。平均して1日に2~3本撮影するので、拘束時間が短くて、それなりに稼げる」(通販会社関係者)
最近では、音楽プロデューサー・小室哲哉のプロデュースでデビューし一時代を築いたダンス&ボーカルユニット・TRFのダンサーSAMまで、通販商戦に参戦してきたのだ。
「TRFは2009年以降新曲がないが、都内の一等地にあるSAMのダンススクールは、中学校でのダンス必修化も追い風となり大盛況。その勢いに乗り、6月に自身がプロデュースした、『BOY MEETS GIRL』などTRFの往年のヒット曲に合わせてダンスをするダンスエクササイズDVD『TRF イージー・ドゥ・ダンササイズ』を発売し、SAMの出演するCMがガンガン流れている。販売元はかつて『ビリーズブートキャンプ』を大ヒットさせた会社で、ビリーの再来を狙っているようだ」(レコード会社関係者)
そして、各社がプッシュする商品の広告塔に抜擢されたタレントたちのギャラは、破格だというのだ。
「俳優の黒沢年雄、女優の松居一代あたりのトップクラスだと、1番組で200万円も稼ぐとか。松居の場合、時給換算すれば、夫で“2時間ドラマの帝王”といわれる俳優の船越英一郎よりも高給取り。俳優の松方弘樹は、前所属事務所との金銭トラブルや過去の暴力団との交際が報じられ仕事が激減したが、通販会社のCM出演がメインで食いつないでいるので、相当ギャラをもらっているはず」(同)
この流れだと、そのうち、あっと驚く大物が満面の笑みでオススメ商品のPRをする日も近そうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事