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日刊サイゾー トップ > 社会  > 邦人殺害事件に現地の厳しい声

ルーマニア邦人殺害事件に現地報道の厳しい声 渡航にかかわったNPOに責任は──?

 現地メディアが伝える通り、益野さんがなぜわざわざ男と寄り添ったのか分からない。

 ルーマニアでは民主化以降、ニセ警官による金銭トラブルや両替詐欺、スリなどの犯罪が増えており、渡航には十分な注意が必要とされるが、今回のケースはそれ以前の問題で「日本では3歳になった少女に“知らない人について行くな”と教えることはないのか。今回の事件では、本国に来る日本人女性が愚かだという宣伝になってしまった。同じような事件が続発しないことを祈る」と同メディア。

 一方で、今回の渡航は海外インターンシップを扱うNPO法人「アイセック・ジャパン」によって行われたというが、同団体は学生が中心となって運営されており、今回の件についてはノーコメントを貫いている。

 20歳の女性が、なぜ海外で「一人で深夜電車に3時間乗らなきゃ」という非常識な状況に置かれなければならなかったのか、説明責任が問われることになりそうだ。
(文=和田修二)

最終更新:2012/10/10 17:09
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