キンチョールだけでは全然ダメ! 絶対ゴキブリを出さない害虫駆除
#Business Journal
そして3つめが最近流行りの忌避剤(きひざい)と言われるもの。忌避剤とは読んで字のごとく虫を近寄らせないことを目的とした害虫対策で、ここ1〜2年このジャンルの成長が著しく、良い商品がたくさん登場しています。例えば、『虫こないアース』(アース)『虫こないアース 玄関・外灯用』(アース)『ゴキブリがいなくなるスプレー』(キンチョー)『ヤブ蚊バリア』(カダン)『虫コロリアース 虫除けチョーク』(アース)『バポナ殺虫プレート』(アース)などなど、沢山発売されています。
これらはそれぞれ強力ですが、その性能を生かすには最も使い方を知っておかなければいけないもの。殺虫剤やベイト剤などのトラップを駆使して初めて真価を得られるというものなのです。
この3種を駆使し、この夏、ちょっと本格的に害虫駆除してみましょう!
ホイホイだけでは守りきれない! 本気の害虫対策
攻めと守りが害虫対策の根本です。つい数年前まで「守り」の要である忌避剤があまり一般売りされていなかったのもあり、まだまだ根付いていませんが害虫対策において攻めと同時に守ることは攻め以上に重要です。攻めて守って、さらに守りを強固にする、この三段構えで対策すれば、どんな虫まみれの家も一発でクリーンになります。
さてさて能書きはこれくらいにして、早速ナニを買ってどう使えば良いのか話を進めていきましょう。
【攻めの要】
まずは部屋に隠れた害虫を一掃しなくてはいけません。一週間に一匹の頻度で見る場合、間違いなく住み着いている状態です。スプレータイプの殺虫剤はあくまで保険。まずは部屋ごと、家ごとに巣くう害虫の殺虫が基本となります。
商品はどれも概ね似たり寄ったり。ほとんどがピレスロイド系(昆虫などに効く神経毒)、またはピレスロイドと同様の成分を合成した殺虫剤になり、命中さえすれば殆どの害虫は死にます。都心部では何種類かの薬剤に耐性を持つゴキブリなども見つかっていますが、殺虫剤自体が複合剤となっており、一枚上手です。
燻煙剤(例:バルサン)は田舎などでは良いのですが、都心部では火事と間違われたり、近隣の家に飛散したりと迷惑になることがあるので、足踏みスタートの据え置きミストタイプの商品(例:アースレッドWなど)を、ドアにガムテで目張りをして使うと良いでしょう。そのほか細かい注意などは、各自説明書をよく読んで……というところですが、だいたい適当に使っても問題なく安全です。説明書に書いていない注意としては、ピレスロイドにせよピレスロイド様にせよ、ほ乳類に対する毒性はハイハイする赤ん坊がいても気にしなくて良いレベルですが、熱帯魚やカブトムシなどを飼育している場合間違いなく巻沿いを食らいますので、別の部屋に移動した上で換気をしっかりしてから戻しましょう。
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