「なぜ仕事が減っているのか」小林幸子に続いて“お家騒動”の美川憲一 そのキナ臭いウワサとは……?
#小林幸子 #美川憲一
演歌歌手の小林幸子に続き、美川憲一にも“お家騒動”が勃発した。11日付「日刊スポーツ」によると、美川が25年間所属した芸能事務所「エービープロモーション」を社員6人と共に独立し、新事務所を設立することになったという。
美川へのギャラや社員の給料の遅配、取引関係への未払いなどから、事務所社長のA氏との関係が悪化していたという。
同紙の取材に渦中のA氏は美川の独立を認めた上で「営業(仕事)が入ってこない状況が続いていた。もし他の方とおやりになるならどうぞとお話した」とコメント。くしくもNHK『紅白歌合戦』で美川と衣装対決を繰り広げていた小林も、独立騒動の渦中にある。
業界では「何の因果か……」という声も聞かれるが、事情を知る関係者は「2人の問題の本質は全然違うよ。小林の方は感情論が大半を占めているが、美川の場合は単純な金銭面の問題。実際、紅白の連続出場が途絶えた2009年ごろから美川は、仕事面で苦境に立たされていた。事務所社長もそんな美川を切りたがっていたフシがある」と明かす。
「給料を払ってくれないなら自分でやる」と訴える美川と「仕事の取れない歌手を、これ以上置いておけない」と考えるA氏側のベクトルは基本的には同じ方向を向いており、今後、小林のように大モメすることはないというのが業界の一般的な見方だ。
ただ、対応次第によっては波乱もある。老舗レコード会社の幹部が、声をひそめて語る。
「この問題の肝は、美川が仕事を取れなくなった原因にある。紅白に出られなくなったから? そんな単純な話ではないよ。実際、NHKだけじゃなく、民放でも以前に比べて美川を見ることが少なくなったと思わないか? ここ数年、その背景にまつわる美川のキナ臭いウワサも聞いたことがある。A氏がそうした経緯を洗いざらいブチまけたら、ちょっとした騒ぎになるんじゃないか」
しばらくは、事の推移を見守る必要がありそうだ。
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