有名女子高では4割!?医学部志望女子急増の意外なワケ
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有名女子高では4割!?医学部志望女子急増の意外なワケ – Business Journal(8月9日)
夏休み入りとともに、いよいよ受験生も勉強の追い込み時期に入る。
2013年入学の受験戦線で特徴的なのは、今年に増して女子高生の医学部志望熱が高まっていることだという。
旺文社がこの5月に発表した「2012年国公立大入試 志願者動向分析」を見ると、昨年11年を100とした場合、全体で98とやや志願者減となっている中で、国際・国際関係系統が135とダントツの志願者増となっている(東京外国語大学に国際社会学部が創設されたことで人気が出た)のを除くと、昨年より志願者を増やしているのは、
・薬学系統:111
・医学系統:106
・歯学系統:105
・農・水・獣医系統:104
と理系学部がほとんどで、ほかでは前年度比プラスは家政・生活系(栄養関係も含む)の107のみだ。理科系でこそないが、これも資格系ではある。
センター試験のここ3年の理系受験者は、
・10年:17.6万人
・11年:18.5万人
・12年:19.3万人
にまで増えている。
理工系学部は不人気
予備校関係者によると、こうした医学部を含む理系各学部の志願者増は、以下の理由によるものだという。
「いわゆる理系女子が増加していることが第一。しかし、同じ理系でも企業や研究機関など、男性が多い職場が就職先になる理学部、工学部は敬遠され、就職に有利で女性というハンディが比較的少ない資格系が中心に選択されている。資格系のナンバーワンといえば医学部。女子校も含めて、中高一貫校の親の職業を見ると、25〜30%が医者といわれているから、成績の優秀な女子高生が医学部、あるいは歯学部を選ぶのはごく自然でしょう」
つまり女子の理系受験者増が資格系各学部の志願者増の主因であり、医学部でも同様だというのである。桜蔭、女子学院、豊島岡、あるいは関西の神戸女学院などの有力女子校では、すでに医学部志望者が3割から4割に達するという話もある。男子校の灘、ラ・サールなどと、その点では同じだという。
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